修道院ホテル<モナステリオ・デ・ボルタ―ニャ>に行って来た。ピレネー山脈の谷間にある修道院だった建物を利用して創られた豪華ホテルだ。夏は近郊のトレッキングコースや山登りの長期滞在で賑わうらしい。
修道院ホテル、モナステリオ・デ・ボルタ―ニャ
ピレネー山脈
ピレネー山脈はスペインとフランスの間にそびえる3000メートル級の山脈で楽しみ方は様々だ。本格的な登山から軽いハイキングコース、岩登りもあればきれいな村も沢山ある。山歩きに疲れたらちょっと素敵なホテルでのんびりするのも良いものです。
アラゴン州のウエスカにある修道院ホテル、モナステリオ・デ・ボルタ―ニャは5星ホテルのわりに値段が100€~150€(ツイン一部屋の値段・季節により変動)で宿泊できる。
バルセロナからだと車で約3時間、サラゴサからなら1時間程で到着できる。
部屋のタイプは様々で新館のスタンダードからスイートルーム、別棟のビジャもありゴージャスな滞在も意外と安価に滞在できる。
写真上はビジャ(別棟)。車でビジャの前まで行けて家族や親しい友人たちと2ベッドルームの部屋で滞在する事も可能だ。
修道院ホテル、モナステリオ・デ・ボルタ―ニャ
モナステリオ・デ・ボルタ―ニャはその名の通りモナステリオ=修道院だった建物だ。17世紀の裸足のメルセル会の修道院を利用している営業しているゴージャスなスパホテル。新しく増築した部分も修道院部分とうまくバランスがとれていて落ち着いた内装に統一されている。
共有スペースがゆったりしていて置かれている家具等もセンスが良い。
家具はバリ島の物が多くどれも素敵な物ばかり。
修道院なので礼拝堂もあり結婚式にも利用できるそうだ。
修道院ホテル、モナステリオ・デ・ボルタ―ニャの部屋
私たちは3月のオフシーズンに宿泊した。オーナーの友達と知り合いの関係で一番いい部屋にグレードアップしてもらった。ベッドはキングサイズで縦より横幅が長い。
丁度コの字型にでっぱた角部屋で眺めは抜群だ。
バスルームはシャワーブースとバスタブが分かれたタイプ。
バスルームにも窓があって自然光が差し込む。
モナステリオ・デ・ボルタ―ニャ・ホテルのレストラン
夕食は20時30分から。この時間に来てもまだ誰もいなくて一番乗りです。大きなホールのレストランは天井は木で柱の無い大きな空間。
メニューはスペイン語と英語。
私は前菜にフォアのリンゴ風味
メインにリゾット
夫は魚を注文
デザートはレストランのおすすめでこの地方のお菓子を注文。
私たちがそろそろ終了する頃にスペイン人が少しずつ夕食の開始。
修道院ホテル、モナステリオ・デ・ボルタ―ニャのスパ
予約制でスパを利用できる。私たちが行った時はオフシーズンで大きなスパプールは工事中。ジャグジーに入ってくつろぎました。カップルの個室マッサージもあってスペイン人のお客さん達はそちらが多かったみたい。
サプライズでカバの差し入れをしてもらってジャグージーでくつろぎました。
モナステリオ・デ・ボルタ―ニャ・ホテルの朝食
夕食レストランの地下に朝食用のレストラン。
朝の8時に行っても他の皆さんまだまだ就寝中、どなたもいませんでした。ビュッフェは果物や各種パン、ソーセージやチーズ類と豊富なメニュー。
チーズやハムはさすがスペインの品揃え。
修道院ホテル、モナステリオ・デ・ボルタ―ニャまとめ
アラゴン・ピレネー山脈でトレッキングの後にちょっと豪華なスパホテルに宿泊するのはいかがでしょう。元修道院で豪華ホテルのわりに値段が手ごろなのがありがたい。同じレベルでパラドールだと値段は倍ほどする。車が無いといけない分素朴で静かな環境が残る。有名観光地をいっぱい見て回る旅も良いけれど、ここは魂ごと癒されるサンクチュアリーだ。