スペインではバルは一軒で長居はせず何軒もバル巡りをします。今日はチュエカ地区へご案内。マドリードの中心部から少しだけ歩いたところにある若者の地区でおつまみ無料のバルを3軒ご紹介。地下鉄5号線(緑の線)で「チュエカ」で降りるか、「グラン・ビア」で降りるか又は中心部(ソルやカジャオ)から歩くかです。グラン・ビア通りにある豪華なマクドナルドを背中にしてテレフォニカの方に道を渡り並行に通るオルタレサ通りとフエンカラル通り界隈はちょっとスノッブな若者の街で新しいファッションの発信地区でもあります。同性愛者の多い地区でおしゃれなお店やレストラン・バルが沢山。(スペインでは同性愛者は弁護士やデザイナー建築家等も多く同性愛結婚も許可されていて偏見はなく市民権を得ています。)せっかくスペインに来ているから世界中どこにでもあるようなお店ではなくて個性的なお店が見たい方はこの界隈がおすすめ。サンアントン市場界隈やバルキージョ通りに行くと靴屋が沢山あってきっとお気に入りが見つかる。今日はそのチュエカ地区にあるタパスが無料のバルを3軒梯子します。
EL TIGRE(グランビアのロエベからすぐ)
インファンタ通りは王女様通りという意味。フィリペ世の4世の二人の娘のタイル。グランビア通りにあるロエベの横の路地を2分程突き当たりまで歩くと綺麗なタイルで通りの名前。その先にもう大きな看板 El Tigre が見えます。
ティグレはスペイン語でタイガーという意味なので看板に大きなタイガー。Sidreria と書いてあるのは北スペインのアストゥリアス地方のシードラ屋です。どうやらシードラ屋はタパス無料が多いみたい。いつも地元の人でいっぱいです。
ビールはスペイン語でセルベッサですが「カーニャ」と生ビールの事。日本の喫茶店でお水を入れる位のコップに生ビールを入れてくれる。ここのカーニャは少し大きめで一杯2.5ユーロ、 2人で行ったので5ユーロで無料タパスこんな大きいのが来ました。とてもお代わり無理でしたがもう一杯頼んだら別のものくれるそうです。
写真は12時30頃なので少し空いていますが13時過ぎるころから地元民でいっぱいになります。夜も19時過ぎから混みますので早めに行きましょう。
ここは本店で椅子もあるのでの良いですね。おなじインファンタ通り23番に支店もありますがこちらは椅子がありません。ビールのサイズも値段もタパスも同じです。
スペインは梯子酒なので次へ行きましょう。少し先の道の反対側
EL RESPIRO(エル・ティグレからすぐ)
エル・レスピロはエルティグレのすぐ近く。こちらは入口がバルで奥はレストラン。セルベッサ一杯2.3ユーロ でおつまみこんなに付けてくれました。
こちらも空いている時間に来ましたが何時も地元の若者でいっぱいです。椅子があるので早めに来れば座れます。
定食は10ユーロでチョイスも多い。今日はバル巡りもう一軒行くのでまた今度来ます。
もう一軒行きましょう。オルタレサ通りかフエンカラル通りを少し北に行くと小さな路地に何件かバルがあります。
INDALO TAPAS (メトロ・チュエカ近く)
こちらもセルベッサなどの飲み物に豊富なタパスが選べます。インダロ・タパスはチェーン店で市内の他の地区にも何軒かあります。外にテラスも有るのでお天気がいい日は外でセルベッサ飲むのも良いですね。
セルベッサ(ビール)はダブルサイズ一杯2.95ユーロで無料タパス選べます。タパスが付くバルはセルベッサが普通のお店より大きめです。
28種類あるそうで黒板にもそれ以外のタパスも書いてあってチョイスが多くメニューも写真なので指さしで注文できるのも嬉しい。
今日はイカのフライとサーモンのカナッペにしました。どれも美味しそうです。
ここからの移動は地下鉄5号線のチュエカの駅が直ぐ近く。乗り換えなしでカジャオまで2駅,オペラまで3駅で行けます。チュエカの地下鉄駅の手前には「メルカード・サン・アントン」。元々メルカード「市場」の中を再開発してバルとレストランが沢山入っています。市場も一部残してあり1階にスーパーマーケット。日本のガイドブックに紹介されているメルカード・サン・ミゲールよりも少し空いていますのでこちらでバル巡りを続けるのも良いですね。
ブエン・アプロベチョ
行き方
地下鉄 5号線グランビア徒歩5分
EL Tigre 住所 calle Infana 30
EL Respiro 住所 Calle Infanta 34
indalo tapas chueca 住所 calle Perez Galdos,7