スペイン(海外)で旅行中に日本のスマホ・携帯電話を使う時の注意事項についてまとめました。日本のスマホ・携帯電話をスペインでそのまま使う事が可能ですが海外通信会社の電波を使わせてもらってつなげていくことになる。そのサービス知らずに使うと帰国後高額請求が来るトラブルがある。それを防ぐノウハウをまとめました。
Contents
スペイン(海外)で日本のスマホを使う時の注意
受けた電話も料金がかかります
国際ローミングというシステムがあって日本から持ってきたスマホ・携帯電話も日本の電話会社の電波がなくても電話は繋がるようになっている。その相手側の使用料を支払うのが国際ローミングシステム。知らずにそのままスマホ・携帯電話を使っていると後から高額請求がやって来る。
国際ローミングとは
日本で使っている(ほとんどの)携帯電話が海外でもそのまま使えるサービスを国際ローミングという。日本の大手キャリア(電話通信会社)Docomoやau,ソフトバンクの通信基地が海外にはないので海外の電話通信会社の電波を自動的に拾ってどこでも通話やデータ通信が出来るサービスだが有料。
*かかってきた通話にも着信料金が発生します。払うのは貴方。
*スペインで同じ日本のスマホ・携帯電話同士で話してもどちらにも国際通話料金がかかります。
*アプリの更新が自動的に行われただけでも有料。
*文字メッセージも受信は有料。
これが携帯電話の国際ローミングサービスです。
スマホが勝手に繋がらない対策は?
高額請求が来ない方法を説明します。
①データ通信をオフにする。
勝手に日本のスマホ・携帯電話が海外の基地に繋がらないようにするにはデータ通信をオフにする。
私の持っているスマホがiPhoneなのでこれで説明します
最初の画面から設定をクリック➡
![日本のスマホをスペインで使う時](https://tabispain.com/wp-content/uploads/2019/02/0DB45D1B-439E-4393-8D64-3AFAD09F1EF7-268x300.jpeg)
➡モバイル通信をクリック➡
![データ通信オフのやり方](https://tabispain.com/wp-content/uploads/2019/02/88B042FD-5BBC-4FC2-96E8-8A87EA21E636-e1550903670794-200x300.jpeg)
通信のオプションをクリック➡(今はローミングオンになっている状態)
![スマホのデータ通信オフし仕方](https://tabispain.com/wp-content/uploads/2019/02/5D301F0A-8E31-4F69-BF4C-CE7D64A0902B-e1550904180668-233x300.jpeg)
モバイルデータ通信のマークをオフにする。緑色のマークの所を左側に動かす事でオフになる。
![スマホのデータローミングの仕方](https://tabispain.com/wp-content/uploads/2019/02/E4F41911-244E-43BF-B6D2-849FA5E411F0-e1550905096773-206x300.jpeg)
モバイルデータ通信がオフになった。
![スマホのデータ通信オフの仕方](https://tabispain.com/wp-content/uploads/2019/02/AE0AA74A-BE33-4703-B4D7-47A6101A6823-e1550905735257-234x300.jpeg)
これでデータ通信のやり取りは無くなる状態になる。が通話はできるのでかかって来る通話にも料金がかかるので注意。
②各社の海外パケット定額プラン
日本の各通信会社(ドコモ、au、ソフトバンク等)がやっている海外で定額で使えるパケットプランがある。それを利用すると設定するだけで海外でもほとんど日本にいるのと同じ条件で電話を使うことが出来る。各社サービス内容が違うのでそれぞれ調べてください。
①自分の持っているスマホ・携帯電話がこのサービスに対応しているか調べる
②会社によっては日本からあらかじめ申し込む必要あり。
③機種によって不可能なのもあり。
一日1980円から2800円くらいの使用料x旅行期間の金額が必要。又は一時間いくらの設定もあり各社様々なサービスが有るのであらかじめ調べてから出発してください。
③簡単なのはスペインに着いたら機内モードにする
一番簡単なのは着いたら「機内モード」です。到着した後「機内モード」のままでWIFIに繋げるが一番安全で簡単(一部の機種は未対応)。ラインやスカイプ等が使える様にしておくと日本の家族や友人と連絡が取れる。機種によって不可能なのが有るようです。日本出発前に確認して出発しましょう。
*ホテルのWi-Fiだけで充分という方はこれが一番簡単で安い方法です。
*デメリットは日本からかかって来た電話が取れないので仕事等でかかって来た電話を取る必要がある場合は除外です。
ここでもiPhoneの場合で説明します。
最初の画面から設定をクリック➡
![日本のスマホをスペインで使う時](https://tabispain.com/wp-content/uploads/2019/02/0DB45D1B-439E-4393-8D64-3AFAD09F1EF7-268x300.jpeg)
機内モードオンでWi-Fiに繋いだ状態です。
![機内モードオン状態](https://tabispain.com/wp-content/uploads/2019/02/90036FAF-CB53-482B-8B31-00D576B98331-e1550907338772-216x300.jpeg)
④日本からポケットWi-Fiを借りて来る
上記③で機内モードにしてホテルのWi-Fiは外出先では使えず、無料Wi-Fiスポットは何時でもというわけにはいかない。街の無料スポットは電波が弱くユーチューブを見たり画像を見るなどは時間がかかったり不可能だったりする。
複数の会社がヨーロッパ対応のレンタルポケットWi-Fiの商品を紹介している。ひとつのポケットWi-Fiで複数人で使えスマホ・携帯電話以外にタブレットやコンピューターも使う場合はあると便利。
⑤スペインの現地SIMカードを買う
現地のSIMカードを買うという方法もある。日本から買えるSIMカード(アマゾン等)もあり又現地に着いてから買うという方法もある。
注意
①自分のスマホ・携帯電話がSIMフリーかどうか確認してから購入。
②SIMカードにも種類が有るので購入前に確認(標準SIM、microsSIM、nanoSIM)
③現地に着いてからSIMカードを買う場合は時間が有る事、ある程度の英語の会話が出来る事が条件になる。
充電器は必須
充電器は持って出発しましょう。ホテルにUSBポートが無い事があります。そしてⅭタイプのソケットを日本で購入して持ってきましょう。電子機器は充電が命です。
![スペインのプラグ](https://tabispain.com/wp-content/uploads/2019/02/712259A9-6553-415E-B540-C8D76AB503B2-e1550469808377-300x252.jpeg)
携帯電話・スマホ以外にカメラやタブレットにコンピュータ―等がある場合はそれぞれに有った方が便利です。
街での充電は問題なし
スペインではホテルやレストラン、公共の場所で充電をする事に全く問題はありません。地下鉄の車内や駅、路線バス等様々なところに充電が出来るコンセントやUSBが提供されている。レストランなどは一旦お店の人に一言断りましょう。
私はレストランの客席にコンセントが無くて厨房のカウンターの中で充電してもらったこともあります。スペインではこちらから聞けば解決する事が多いのでどんどん現地の人に頼んだり聞いたりしましょう。
スペインで日本のスマホ・携帯電話を使う時の注意まとめ
*スペインで日本のスマホや携帯電話をそのまま使えるが後から高額請求が来るので注意。
*基本はデータ通信をオフにするか機内モードでWi-Fiに繋ぐ。
*使う頻度で人によるが沢山使う場合はあらかじめ各社海外パケットを申し込むか日本からポケットWi-Fiルーターを借りて来る、又はプリペイドSIMカードを使う。