スペイン人の挨拶はキス。両方のほっぺにチュッチュッです。

広告

せっかくスペインに来たらスペイン人を理解して文化や習慣も楽しんで帰ってください。スペインで街行く人々を見ているとあちらこちらでほっぺを合わせて挨拶しているのが目に入ると思います。日本だとお辞儀にあたるのがこれ。挨拶はキスなんです。ちょっと知り合いになれたらかわいいセニョリータと是非この挨拶して帰って下さい。

ただの挨拶です

スペイン人の挨拶はキスなんです。文化や国によってパーソナル・ディスタンス(人と人の距離)が違いラテンは近くゲルマンは遠い。向かい合わせで話していると顔の距離の近さに時々めまいがする。しかしその距離の近さにえらい驚かれるのがこのキス。そんなに知らない人でも初めて会って紹介された時も挨拶はキスなんです。

 

スペイン語でベソスbeso はキス。複数形になってbesosベソス。2回のキスだからドス・ベソスdos besos

 

ちょっとした知り合いに会った時にほっぺに軽くベソスをする。複数形なのは片側だけでなく両方だから。普通は右、左の順だけど時々反対の人がいて顔がぶつかる。だけど頬を合わせてチュッと音を出すだけです。

 

そういえばフランス人は3つだよって(右、左、右)聞いたけど今もやってるのかなあ?と言っても軽く頬を合わせて小さく音を(チュッ)とたてるだけで実際にブチュッとはやらないし、やったら嫌がられるどころか殴られます。

 

その時に軽く腕をつかんだり肩を持ったり手を触ったりは普通。男性同士はハグハグハグハグこれもすごい力でギュー。そのときに背中を掌でバンバンバン、又はガンガンガンとたたく。親密なほど激しく。

昨日会ってたのにまるで戦争から生還したくらいの挨拶。なのでこれが久しぶりだったりしたら頬っぺた両手挟まれてムグーってされたりものすごい力で抱きしめられたり。

 

街で5人で歩いていて5人グループの知り合いに会ったとする全員が全員にドス・ベソス(2回のキス)か男性同士はギューッとハグをやり終わって初めて話が始まる。

 

これはまるで厳粛に行わるなければいけない儀式。相手が外人の時はスペイン人もちょっと戸惑う様子で、「どうしよ」な風の時もある。
あなたが構わなければちょっと顎を上げて右のほっぺを相手の方に差し出すと大丈夫合図になります。いやだったら握手の手を差し出せばそれで大丈夫。

基本ベソも握手も女性側が構わないなら先に頬を差し出すか手を差し出します。女性が何にもしなかったらやりません。

挨拶がキスと聞いて空を見上げるドン・キホーテ
バルなどで座っているところに人が来たら必ず立ち上がって近くまで行ってベソス。基本男性は立ち上がる運命で女性はそのまま座ってベソでも大丈夫。向こうが来るから。

空港の到着ロビーはいつも大変な騒ぎで戦争から戻って来た人を迎えているほどの大喜び。待っていた人にみんなで寄ってたかってベソの嵐です。

私の銀行は係りの人が必ずデスクから出て来てドス・ベソスで「どう、元気?今年はバカンスはどうするの?」なんてちょっとプライベートなことも話してご挨拶。仕事の手を止めて申し訳ないと思うのは私のような日本人なんだろうなあ。もちろんすごい高額預金者では全くありません。

 

とにかくこれが普通の挨拶で日本のお辞儀にあたるんです。いつも思うのが人との距離が近い。

街を歩いていて知らない人との距離なんて近くて近くてびっくりします。日本じゃ親戚でもこんなに近くない。

 

そして忘れてはいけないのはひとしきりお話しして、「あ、行かないと」がなかなか言い出せないけど、とりあえず言えたとして別れるときに・・・もう一度全員とドス・ベソスです。

別れのあいさつの後…まだまだ話が終わらないスペイン人多いですが。

広告