スペイン旅行、マドリードから日帰りで行けるおすすめ世界遺産の街

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スペイン旅行するなら絶対外せない数々の世界遺産。マドリードはスペインのほぼ中央に位置していて周りに沢山の世界遺産や綺麗な街があります。東京のような街で首都になったのが1541年。比較的新しい街なのでマドリードはお買い物や美術館を楽しんで観光は郊外の街へ出かけることになります。マドリードから日帰りで行ける世界遺産と綺麗な街をご紹介します。もちろん宿泊すると更に素敵な時間を過ごせます。

1・トレド(世界遺産)

トレド全景

「もしもあなたに1日しかスペインで時間が無いのならばトレドを見てください。」と言われる。トレドを見るだけでスペインの歴史を見ることができます。

ローマ時代にすでにトレトゥムという要塞都市があり西ゴート王国首都イスラム教徒の時代は回教寺院が多く作られレコンキスタの後ムデハル様式(キリスト教徒時代のアラビア様式)からゴシックの大聖堂はスペインカトリックの総本山。キリスト教徒の時代にもアラビア人やユダヤ人の学者たちが重宝されアルフォンソ10世王の時は天文台が作られ天文学の研究がされていた。

トレドの街は16世紀エル・グレコの時代そのまま。そのころ九州のキリシタン大名の遠縁の子供達がイエズス会によりスペインにやって来てトレドに滞在。天正遣欧使節団は日本からの最初の公式の使節団で日本を出るころ12歳から14歳の4人の少年達。彼らが見た街がそのまま今も残ります。大聖堂や教会、イスラム建築やユダヤ教会等見どころ満載の街です。エル・グレコのオルガス伯爵の埋葬という有名な絵はサント・トメ教会にあります。

行き方

マドリード・アトーチャ駅からスペイン新幹線で33分又はバスターミナル(メトロPlaza de Eliptica)から約1時間。新幹線は早いですが本数が少ないです。バスは1時間又は1時間半ですが頻繁に出ていて便利です。行きは新幹線帰りはバスでもいいかもですね。どちらの駅もトレド中心部から登り徒歩20分くらいです。バスターミナルの近くに新しくエスカレーターが出来ていてソコドベール広場近くまで登れるようになりました。

とにかくスペイン旅行で間違いなく行かなくてはならない街がトレドです。

トレドの行き方や現地の観光の仕方歴史やモニュメントについてまとめた記事です。    <要塞都市トレド。スペインで絶対外せない世界遺産モデルコース付き>

2・セゴビア(世界遺産)

 

水道橋

スペインを含むイベリア半島は2000年前にローマの植民地になり多くのローマの街ができる。セゴビアには当時水を街に運ぶための2000年前の水道橋が綺麗に残る。地中海沿岸に今も多くのローマの水道橋が残るがセゴビアはその形の美しさでは秀でている。

綺麗な旧市街も世界遺産で中世の街が残り街の規模が散策するのにちょうどいい。予定も決めずに歩いて廻って疲れたら立ち止まって中世の街を楽しめる。

セゴビア城はウォールトディズニーの白雪姫のアニメのモデルになった。13世紀頃にあった要塞を各時代の王達が改築して今の形になったのは16世紀頃。イサベル女王も生活していた事があるお城です。水道橋からお城まで2キロ位を旧市街を散策しながら歩いて楽しめます。途中沢山のレストランや商店、中世のロマネスク教会等があるのでのんびり散策やお食事を楽しめます。

名物料理は生後3週間以内の子豚をさっくりと焼き上げ肉は柔らかくジューシーで皮はパリッとしている子豚の丸焼き。街中のレストランで提供しています。

行き方

マドリード・チャマルティン駅からスペイン新幹線で約30分又はモンクロア・バスターミナルからバスで⒈時間15分。新幹線の駅は町から離れているので到着したらタクシー又は路線バスで水道橋迄。バスで行った場合はセゴビアのバスターミナルは水道橋から歩いて5分。本数が多いので便利です。セゴビア記事別途準備中です。

水道橋について書いています <セゴビア・ローマ時代の水道橋>

セゴビアの行き方と歩き方をまとめた記事です <ローマの水道橋がある街セゴビア>

3・アビラ(世界遺産)

アビラ城壁

中世の城壁で完璧に今も囲まれている町。大聖堂はスペインで一番最初に作られたゴシック様式もので後陣部分はロマネスク部分が残り建築の移り変わりが見れ興味深い。16世紀の聖女テレサの生誕の地でもあり生家や修道院が現存。城壁に上ることも出来て沢山の教会も楽しい。町は大変小さいのですべて徒歩で大丈夫。パラドールや昔の貴族のお屋敷を改装したホテルなど宿泊しても楽しめる。クアトロ・ポステスまで行くと綺麗に町の全景が見れる。

 

行き方

マドリードチャマルティン駅から列車で1時間30分から2時間。駅からアルカサール門までは徒歩20分。

各現地エージェントがアビラとセゴビアセットのツアーを販売しています。

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4・アランフェス(世界遺産)

アランフェス王宮

タホ川の恵みで土地が豊かなアランフェスは作物が豊かで動物がいるので古くから狩りの館や春の別荘としての王宮があり代々の国王達に愛されてきた小さな町。カトリック両王の時代にすでにあったものをフェリペ2世が改装を行った。王宮だけでなく広大な庭園に農夫の家と言う名の別邸や船の博物館(王家の舟遊びに使った豪華な船が数々展示されています)。季節によってはチキトレンという電気で走るちんちん電車で街を回れる。

行き方

アトーチャ駅から近郊線セルカニアスで30分。駅から徒歩15分くらいで王宮。

夏限定でスペイン国鉄が蒸気機関車でマドリード・アランフェスを結んでいます。人気があるので早めに予約が必要。

5・エル・エスコリアル修道院(世界遺産)

エル・エスコリアル

フェリペ2世がフランスとの戦い(1557年サンキンティンの戦い)の勝利を記念して作らせた修道院兼王宮兼王家の霊廟。質素で堅実なフェリペ2世は修道士の様な姿で晩年ここで暮らした。一切の華美を排除しフェリペ2世が理想とした単純な形式にして気品と威厳に満ちた建築となる。中は国王が暮らした部屋、美術館、図書館等。エル・グレコが描いた「聖マウリシオの殉教」もここの美術館にある。この絵がフェリペ2世に気に入られずエル・グレコはトレドに仕事を求めて移住する。パンテオンはスペイン国王カルロス5世からの代々の国王達が眠る霊廟になっている。丁度完成したころ日本からやって来た天正遣欧少年使節団が宿泊している。

巨大な修道院兼王宮は多くの美術作品を公開しています。絵が好きな方は必見です。また図書館がありフェリペ2世のコレクションが納められています。

行き方

モンクロア・バスターミナルからバスで約1時間。エル・エスコリアルのバスターミナルから修道院は徒歩10分。

6・コルドバ

コルドバには2000年前に既にローマの街があった。今も町の中にローマ神殿が残る。756年から1031年の後期ウマイヤ朝の首都として栄華を極める。その時の回教寺院<メスキータ>が現在大聖堂になっている。メスキータの周りは白い村で散策も楽しい。新幹線を使えばマドリードから日帰りで充分行って戻れます。メスキータと白い街旧市街が世界遺産。

私個人的にはせっかくスペインまで来たらコルドバは是非見ていただきたい街です。スペイン史の重要な後期ウマイヤ朝の首都で1000年前には大学や図書館があり当時のヨーロッパの最高の文化が栄えた街です。

コルドバの歴史の記事はこちら

 <スペインの歴史・後期ウマイヤ朝・コルドバカリフ王国>

行き方

マドリード・アトーチャ駅からスペイン新幹線で1時間40分。コルドバ駅からメスキータは約2キロ。路線バスかタクシーでメスキータ迄。

まとめ

旅行の形態として<移動と滞在>と分ける場合マドリードを起点に<滞在>して周りに沢山の世界遺産を見ながら毎日マドリードに戻って来るのも良いと思う。他にもクエンカやチンチョンやペドラサ等の日帰りで行けるかわいい街が沢山あります。マドリードで何日かの滞在型旅行だと荷物を持って毎日移動しなくて良く同じホテルに毎日帰って来るのはとっても楽です。バルセロナまでも新幹線で2時間半なのでホテルが高くて取りにくいバルセロナ、日帰りもチョイスのひとつに。では良い旅を~。

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