マドリードのバスク料理レストラン<ピミエント・ベルデ>を紹介します。バスク料理店は有名店や超高級店が多い中ここは割とリーズナブルなお値段でお食事が出来る。そしてなんといってもマドリード中心部にあるのが便利で魅力。マドリードの中心部のレストランはツーリスティックなところが増えていて値段ばかり高くなって安心して楽しめるところが減って来たのが事実。ここで紹介するピミエント・ベルデはマヨール広場すぐ横に有りながら地元民マドリレーニョがやって来るバスク料理レストランです。
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レストランの場所はサン・ミゲール市場すぐ横
レストランの場所はマドリードを旅行中なら誰もが訪れるマヨール広場すぐ近く、サン・ミゲール市場のすぐ横にある。この辺りは観光客が非常に多い地区でレストランもツーリスティックなところが多く味もサービスもちょっとおざなりになりがちな中、頑張っているレストランも実は結構ある中のひとつ。
セントロ(中心部)のピミエント・ベルデは店舗が小さいのでできれば予約を入れていきましょう。今回私たちは予約せずにやって来て13時30分頃に訪れたら最後の一席が残っていました。土曜日というものあって賑わっていて遅い時間、15時とか15時30分になるとスペイン人が大勢やって来る。ピミエントベルデはプリンセサ地区やサラマンカ地区にも店舗がありマドリードに合計4店舗。以前プリンセサ地区のピミエント・ベルデに行った時もほぼ満席でした。
座席に着くと早速ピンチョが出て来た。クロワッサン地のパンにチーズとハムが挟まって焼いてあるガッツリ系。これでかなりお腹がいっぱいになる。
カルタ(メニュー)はスペイン語の下に英語が書いてある。
お店の名前ピミエント・ベルデのピミエントはピーマンの事でベルデは緑。緑のピーマン。グリーンペッパーです。
ワインはリベラ・デ・ドゥエロのクリアンサをボトルで頂くことに。19,50€
人気メニューはアーティチョーク、チュレトン・デ・ブエイ、アンコウ、お米料理などなど
今日は人気メニューのフローレス・デ・アルカチョファFLORES DE ARCACHOFA(アーティチョークのお花)を前菜にいただきました。とっても綺麗にお花の形になっていてこれどうやって調理したんだろう。お店の人が全員忙しそうでとても聞けるムードではなかった。
アーティチョークはスペイン語ではアルカチョファ。デトックス効果が高くポリフェノールの一種シナリンやカリウム、マグネシウムを多く含むが生を自宅で調理するのはとっても面倒な野菜、というか私は買ったこともない。
もう1つ前菜をシェアー。随分悩んで野菜とエビのボック味噌風味。中華料理みたいでしたが美味しかった。ボック(WOK)は大きな中華鍋の事で強火で炒めた料理をいう。
メインはチュレトン・デ・ブエイが食べたかったけど最低2人分からで今日の私たちにはとても無理な感じなのでフォアグラが乗ったソロミージョのペドロ・ヒメネスソース添えをシェアー。ペドロ・ヒメネスは甘口のシェリー酒。ソロミージョはサーロインの事。焼き加減を聞いてくれたのでメディオ(ミディアム)で。
お米料理や魚料理もあってどれも美味しそう。どんどん出ていくお皿がどれも魅力的で又来ますと心に決めた。でもデザートは食べて行こう。別腹。
大好きなチーズケーキで迷ったがバスクのデザート、パンチネータを頼みました。ミルフィーユのバスク版です。
では精算お願いしま~す。ラ・クエンタ・ポルファボール。合計84.10€でした。ワイン飲んだしね~。ワインをボトルで飲まないともう少し安く上がります。
ピミエント・ベルデのデータ
ここで紹介したのは中心部のサンミゲール市場のすぐとなり。サラマンカ地区に2店舗とプリンセサ地区に1店舗あるので都合が良い所でどうぞ。
住所:Call Conde de Miranda 4
電話:915764135
時間:13時~00:00
中心部の店名は英語でザ・グリーン・ペッパーで登録されていました。
下はレストランのホームページ
<http://www.elpimientoverde.com/>
少しだけ残念だったのは働いているホールの人達が外国人ばかりで忙しすぎててんてこ舞いな感じが伝わって来た事。スペインのちょっとだけ良いレストランに行くとプロのメートレ(ヘッドウェイター)と話しながらメニューを決めたり質問したり、指令系統がちゃんとしたお店だと絶妙のタイミングで次のお皿が出て来て感心する事度々なのですが、中心部なので仕方が無いのかもでした。土曜日のお昼だったので特別忙しいというのも有ったと思います。それらも鑑みてもとってもおすすめレストランです。