プロの仕事だ。

 

これも本当にあった話です。。

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その日は少人数の個人のお客様達
日本からの長旅でマドリッドには夜のご到着。

多分ご自宅を出て20時間近くは経ったと思う。
お疲れもピークだろう。

年輩の優雅なご夫妻ふた組だ。

とにかく奥のロビーbarで座っていただく事に。
ホテルは5つ星、瀟洒なヨーロッパらしいムード。

置いてある家具も年代物でセンスも良い。
従業員も全員とても丁寧で定評のあるホテル。
ホテルの周りは高級ショップや地元の優雅な高級マンション。
ロビーは夜という事もありあまり人はいなかった…はず。

 

今日の登場人物はこの2組のお客様と前回の
「本当にあった不思議〜〜な話1」のガイド君

 

あ、そしてそこには「誰か」がいた、はず。

 

ガイド君チェックイン手続きを終えてお客様が待っているロビーへと急ぐ
今回はお客様2組とガイド君なので合計5名
お客様4人は輪になる感じで向かい合って歓談していた。
全員が全員の顔が見えている状態で……
ガイド君は立ったままでお客様の方を見ながら質問に答えている。

 

しばらく……と言っても5分だったか10分だったか
現地情報やら明日のことやらお天気やらどうでも良い事やら
とにかく明日までに必要な最小限の情報のやり取り。

 

話も終わってそろそろお部屋に行きましょう〜〜
と、ザワザワと皆さん動き始めた
すると

 

「えっ?これじゃ無いわ〜」
「これ、私のカバンじゃない」

 

1人の女性のお客様が自分の横に置いていた小さなカートが
似た様なサイズの別のカバンに変わっていた。
それは横の自分の視界の片隅にずっとあった。

 

それが何だか安いスポーツバッグみたいな物になっていた
似ているのはサイズだけだ。

 

「い、いったいいつ?」

 

全員が全員の顔が見える状態で座っていて
ガイド君は全員の方を見て立っていたのに……

 

まるでこれは魔法だ
ちなみにロビーにはホテルのセキュリティの人もいたんです。
全員しばらく当然「沈黙」…

 

ホテルのセキュリティ用のビデオを見せてもらった。
すると「そのカート」に似た物を持って
出口を堂々と出て行くカップルが写っていた。
上手に顔は写らないように。

 

全員口を揃えて「プロだ」…

幸い消えたカバンには機内用のスリッパとか洗面用具しか入っていなかったので
お客様は問題無くご旅行を続けられました。(パスポートは無事でした)

 

教訓: 高級ホテルのロビーには天才的なプロの置き引き屋がいる。
(これは当事者のガイド君から直接聞いた話を私がまとめた物です。)

 

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