スペイン旅行をする為に知っておきたい「日本人が良くやるやってはいけない事、マナーや習慣」

 

スペイン人はおおらかで小さなことは気にしない。相手に対して気遣いもしてくれて招待を受けた時などはあれやこれやと世話を焼いてくれる。しかし大雑把な人達だから平気だろうと安心していると意外とマナーにうるさい所がある。長く付き合うわけではなくても少しは色々知っておきたい日本人との違い。

1・年齢の話題

 

 

年齢を聞くのはかなり親密になってからです。日本人は「あの人いくつですか?」と年齢の話をする事が多いなと感じるがスペイン人と年齢の話をする事はあまりない。

年齢に縛られない自由さがあって自分が好きな格好するしTPOは有るけど、そこに年齢という枠は無い。これぞ文化の違いですね。そういう枠組みを取り払うところからが外国への旅行です。

 

時間があったら是非ZARAの試着室に行って欲しいです。日本じゃ10代しか着ないようなワンピースを結構な年齢の女性が着ては入り又次のを着て出てくる。

横で彼氏か夫がニコニコしながら品評会。この歳だからこんな風に振舞ってとかって無いみたいです。もっと自由に生きましょう。

 

2・人前で靴を脱ぐ

日本では普通ですが・・・これってわざわざ言わないけど嫌がられる。電車やレストランや劇場で靴脱いで足を組む人とか日本人男性に多いのですが非常に嫌われます。ヨーロッパで家で靴脱ぐのは玄関ではなく寝室なのです。靴で踏まないようにとかという配慮で脱ぐ方もあると思いますが靴下だけになる方がうんと嫌がられます。公共の場では靴を脱がないのが鉄則。新幹線の足置きも靴のまま踏んで大丈夫です。

 

3・鼻をズルズルすする

日本では人前で鼻をかむのが憚られるのでズルズルするのだと思いますがいっそ「チー〜〜ん」とかんだ方が絶対印象が良い。ペルドンとか言って向こう向いてです。人前で鼻をすするのはマナー違反です。

 

5・くしゃみも人前でなるべくしない

仕方ない時は小さくなるべく目立た無くそしてペルドンと言いましょう。もちろんゲップはほぼ死刑。そうそうあることではないので気が付きませんがある程度の教育を受けた人たちは人前でくしゃみも鼻ずるずるもしないです。

 

 

4・自分を指すときに人差し指で鼻を指す

私?っていう時に鼻をトントンてこれは不思議がられますしあまり美しくはない。
「なに?鼻がなに?」と相手は不思議に思います。自分を指すときは胸を指すか掌全体で抑える。

 

5・「ハイ」と「イイエ」がアヤフヤ。

特にいらない時に「いいえ」と言いながら首を縦にふると「どっち?」となる。またいらない時に日本語で「大丈夫です」と言いながら首を縦に振ると「必要です」という意味になる。こういうケースは結構多いんです。いらない時は首は横に。又ははっきり「ノー」と言いましょう。特にいらないときにはっきり言わないとお店や物売りとのトラブルになります。ノーと首を横に振ることが重要です。相手の気持ちを考える必要なしです。

 

6・レストランで

高級店は必ず予約をして行きましょう。予約もマナーです。座る時は女性が先です。扉を入るのも出るのも女性が先。ワインを注ぐのは男性の仕事。絶対です。手を伸ばして遠いところのもの、塩とかを自分で取らず相手にとってもらいましょう。取ってもらうのが申し訳ないと日本人は手を伸ばすのですがこの方がマナーが悪いのです。支払いはあとで割り勘でもその場は1人が払いましょう。普通は男性が払う方が綺麗です。レジまで払いに行くのではなく席で座って会計を済ませましょう。あとナフキンはクチャっとして出ましょう。丁寧に折りたたむと美味しくなかった意味だそう。

 

7・お店に入って店員さんに挨拶しましょう。

先ずはどこでも「¡Hola!」「オラー」「何かお手伝いできますか?」「¿En que puedo ayudar?」と聞かれたら「見てるだけです。ありがとう」「Estoy mirando gracias」で大丈夫。

日本の都会ではお店に入って挨拶をしない方が普通ですがこちらは人がいたら簡単に挨拶をするのが礼儀です。バルに入ったりエレベーターで一緒になったり等オラーと挨拶するだけでそこから会話が広がったりします。

10.我慢して想像の中で処理しない

日本人は自分が我慢すればこの場は解決すると内側に貯めこむ事が良くあると思います。でもそれでは何も解決しない。何故違うのかをしっかり言葉で表現しましょう。「なぜ言わなかったの?」と後から言われる事が有る。その時は口論になるかもしれないけれどしっかり自分の考えや何故それが嫌なのか等を言葉で表現して相手に伝えましょう。かなりの事が解決します。

お客様も偉くはない「神の前にすべて平等」

日本ではお客様は立場が上という風潮がありお金を払う人が威張っても良いようなところがありますがこちらでは人間はみな平等です。時々随分と相手に対して尊大な態度の日本の方が有るのですが人間はみな平等というのが原則です。お店やホテルやレストランで何か間違いがあっても「本当に大変申し訳ございませんでした」と「頭を下げてお詫びいたします」のようなことを期待してはいけません。「人間は皆間違いを犯す」という事を思い出しましょう。そして怒ってはいけません。

 

 

まとめ


簡単な事を知っているだけで相手に不快感を与えない。外国人と接する時は少し相手の事も知っておきたい。ほんの短い旅行や長期に滞在する場合、スペイン人の友達が出来たとき等に気にしてみてください。意外な事もあったと思いますが少し知っているだけでお互いが大変快適です。