スペインとポルトガルの旅、マラガ,マルベージャからリスボンとポルトの旅の記録2019年

ポルトガルに久しぶりに行って来た。今回のお客様は2年前にバスク地方を一緒に旅行した方。「今年のゴールデンウィークに南スペインからポルトガルに」と打診がありプライベートカーで旅した記録、自分用忘備録。

 

Contents

日程はマドリード新幹線でマラガ、車でマルベージャ、リスボン、オビドス、コインブラ、ポルト


1日目イベリア航空にてマドリードに到着

お客様は成田空港からマドリードまでイベリア航空直行便にて18時30分到着。この時期はまだまだ太陽は空の上にある。イベリア航空の直行便は座席数が少なく特にビジネスクラスは17席しかないので半年以上前に航空券だけ先に購入していただいた。兎に角東京マドリード間イベリア航空は今スペイン人達の訪日観光で人気で非常に取りにくい。旅は中身は何とかなるという事。

ポルトガルの旅
筆者撮影

宿泊ホテルは老舗の5つ星ウェリントンホテル。高級住宅街サラマンカ地区にあり闘牛祭の時は有名闘牛士が宿泊するホテルだ。マドリードの5つ星ホテルの中ではこじんまりしていて私個人的に好きなホテルのひとつ。

<マドリード、ウェリントンホテル入り口>

ポルトガルの旅、
筆者撮影

チェックインの後ホテルの近くのバルに出かける。アルボラ(albora)はミシュランのレッドガイドで星ひとつのレストラン。そのアルボラのバル部門でワインと生ハムをいただくことに。ここはいつも混むので開店20時30分に入って何とか座れた。

<マドリード、ミシュラン星付きレストランアルボラ>

ミシュラン星付きレストラン、アルボラ
筆者撮影、Madrid albora

 

「お腹はあまり減っていないです」との事で軽く生ハムを。ここはホセリート(Joselito)のビンテージ物(年代もの)の生ハムがあって2013年14年15年と選べる。どの年のが良いか聞いたら「2014年が最高」とお店の支配人。ではそれでお願いします。

<マドリード、ミシュラン星付きレストラン・アルボラの生ハム>

マドリードの星付きレストランのバル、アルボラの生ハム
筆者撮影 albora jamon iberico

ワインと生ハムでしばらくお話をして外に出たらすっかり暗くなっていた。

<マドリード、ミシュラン星付きレストラン、アルボラ>

マドリード、ミシュラン星付きレストラン、アルボラ
筆者撮影

もう一軒バルのはしごをご希望でアルボラの迎えにあるColonial de Goya。テラスでワインとおつまみ。爽やかな風が吹いてテラスが気持ちいい時期になりました。

<マドリード、バル・レストラン、コロニアル・デ・ゴヤ>

バル・レストラン、コロニアルデゴヤ
筆者撮影、Colonial de Goya

グラスの赤ワインとおつまみを注文。前の旅行の思い出や今回の旅行の事などをしばらく楽しく過ごして終了

マドリードのバル・レストランのテラスでつまみとワイン
筆者撮影、バル・レストラン、コロニアル・デ・ゴヤ

ウェリントンホテル

マドリード ウェリントンホテルのレセプシオン。

マドリード、ホテル・ウェリントン
筆者撮影、マドリード・ホテル・ウェリントン

マドリードウェリントンホテルの部屋。

マドリード、ホテル・ウェリントンの部屋
筆者撮影、マドリード・ホテル・ウェリントンの部屋

バスルームの洗面所は2つ付いたタイプ。

マドリード・ホテル・ウェリントンバスルーム
筆者撮影、マドリード・ホテル・ウェリントン

 

2日目マドリードからマルベージャ

ウェリントンホテルの朝食は朝7時から。エレガントなレストランは朝食にしか使っていな。

ホテル ウェリントンの朝食会場
筆者撮影、マドリード、ホテル・ウェリントン

果物や甘い物、ハムソーセージ等がそろったブッフェの朝食です。

ホテル ウェリントンの朝食
筆者撮影

ホテルを出発してマドリード・アトーチャ駅に到着。アトーチャ駅の構内は1886年に完成した頃のまま使われており内部は熱帯植物園になっている。

アトーチャ駅内部
筆者撮影、アトーチャ駅

スペインは新幹線に乗る時手荷物検査がある。持っている手荷物やスーツケース、ハンドバック等をすべて機械に通す。飛行機程の厳しい検査ではないので水やクリーム状の物は問題なし。

 

列車が出るホームは出発の約30分程前に掲示板にでるのは空港とほぼ同じ要領。もともとスペイン新幹線AVEのコンセプトは飛行機のサービスを地上で。座席はプレフェレンテというビジネスクラス仕様なのでアトーチャ駅のラウンジを利用。飲み物を自由に取れてここも空港のラウンジを意識して作られている。

アトーチャ駅のビップルーム
筆者撮影、アトーチャ駅

出発の訳30分程前になるとホームが掲示板に発表になる。アトーチャ駅には改札は無く発表されたホーム番号に列が出来るのでそこに並んで係り切符を見せバーコードのチェックを受ける。

アトーチャ駅
筆者撮影、アトーチャ駅

スペイン新幹線AVEのプレフェレンテクラスの座席はA通路、BC

スペイン新幹線内部
筆者撮影

各座席に充電ができるよう各種のソケットが付いていた。日本のタイプも大丈夫。

スペイン新幹線
筆者撮影

暫くするとメニューが配られてきて朝食です。さっきホテルでいただいたばかりですが。

スペイン新幹線、食事メニュー
筆者撮影

今回は朝なので朝食だけれどランチの時間ならもう少ししっかりしたものが出る。

スペイン新幹線、食事
筆者撮影

9時35分にマドリード、アトーチャ駅を出たアベは12時22分マラガ、マリア・サンブラーノ駅到着。ドライバーと合流の後、ランチ場所に移動。今日は総選挙の日曜日、スペイン人達は選挙の後家族で食事に行くので混む前に先に食事をしておきましょう。

マラガ駅
筆者撮影

マラガ市内から東に海沿いを移動したEL TINTEROエル・ティンテロに到着。マラガの海岸沿いにあるレストランでお天気がいいので海の見えるテラス席で。

マラガ レストラン エル ティンテロ
筆者撮影

地元では知られたマリスケリアで小さなイワシが墨で焼かれていく。

マラガのレストラン イワシを焼くところ
筆者撮影

暫くしたら随分混んできた。

マラガ レストラン エル・ティンテロ
筆者撮影

エルティンテロはキッチンで準備が出来た食べ物をカマレロ(ウェイター)が運んでくるのを好きなものを取る飲茶の様なシステム。イカなら「カマレロ~カマレロはいらんかい?」とか「イワシが焼けたよ~イワシ~アツアツのイワシ~」とか言いながら席を廻って来るのが面白い。

マラガのエルティンテロ
筆者撮影

食事のあとはマラガの街を少し散策しましょう。絵を描くお客様なのでピカソ美術館とピカソの生家を訪れた。

マラガのピカソの生家
筆者撮影

マラガはフェニキア人ややって来て作った街。その後カルタゴやローマ等がやって来ていて街にローマの遺跡、その上に有るのはイスラム時代の要塞跡。

マラガのローマの遺跡
筆者撮影

このままマルベージャに行くには少し早いので白い村ミハスに行ってみた。地中海沿岸にはイスラム教徒の時代に人々が暮らした美しい白い村が沢山ある。少しだけ綺麗なところを散策。

ミハスの白い村
筆者撮影

ミハスは随分観光地化しすぎてもうあまり面白くは無いけれど絵的には良い所が沢山ある。

ミハスの白い村
筆者撮影

ミハスからマルベージャは車で約30分で到着。ホテルはマルベージャの市内のアマレ。

マルベージャ ホテル アマレ

マルベージャ、ホテル・アマレは比較的新しいホテルでここに宿泊するのは初めて。街の東橋の方にありホテルはビーチのすぐ前。近くにスーパーもあり立地は非常に便利。

マルベージャアマレビーチロビー
筆者撮影

ホテルは機能的でインテリアはミニマリスタ。

 

マルベージャ ホテル アマレビーチロビー
筆者撮影

マルベージャ、ホテル・アマレの部屋。シンプルで狭いけれど海に面したお部屋なので充分満足。

マルベージャ ホテルアマレの部屋
筆者撮影

バスタブなしのシャワーオンリーだったけど一泊なので問題なし。シャワーブースが透明の壁で同宿者がいるとどうなんだろうと思ったがちゃんと目隠しも出来るようになっていた。

マルベージャ ホテル アマレ 部屋
筆者撮影 マルベージャ ホテルアマレ

マルベージャ、ホテル・アマレのテラスからは地中海が見える。

マルベージャ ホテル アマレ部屋
筆者撮影 マルベージャ ホテル アマレ

夕食は徒歩で行けるところにした。レストラン・サンチアゴはマルベージャの老舗高級マリスケリア(魚介類料理レストラン)、念のため予約を入れておいた。時間が有ったのでレストランに先乗りして海側の座席を予約。

マルベージャのレストラン サンチアゴ内
筆者撮影 マルベージャ レストラン サンチアゴ

前菜に魚介のスープ(sopa de marisco)。コクと深みがあって美味しい、家では出ない味だ。

マルベージャ レストラン サンティアゴ
筆者撮影 マルベージャ レストラン サンティアゴ

ウナギの稚魚アングーラス(angulas)。アングーラスはマドリードだと「当日じゃ無理」とか「季節外れで今は無理」とか言われる一品。場所柄セレブな人達が多いので持っているのか?味付けはアヒージョ、オリーブオイルとニンニクのソテー。

marbella restaurante santiago
筆者撮影 マルベージャ レストラン サンティアゴ

ウナギが取れなくなり日本のすり身の技術でほぼ似たような食感の物が作れる。Gulas(グラス)として食材店で販売されている。技術的には目を入れる事が出来るらしいが本物との区別の為にすり身のGulasグラスには目はつけない。こちらは二つ目が入った本物です。

ウナギの稚魚
筆者撮影

メインにセントージョを注文。日本のタラバカニに似た種類だけど味は少しさっぱりだった。

Marbella resutaurante santiago
筆者撮影、マルベージャ サンティアゴ レストラン

3日目マルベージャからリスボン

朝少し早く目が覚めたのでひとりで海辺をお散歩した。波の音が気持ちいい。

Marbella
筆者撮影

今日はリスボンまで690キロの移動の日。軽めに朝食をいただいて出発する。朝食レストランは果物や卵料理やハム類など豪華でした。

Marbella hotel amare
筆者撮影

私は朝は基本果物のみ。ホテルのブッフェはついつい色々食べたくなってしまうのでまず先に果物を取ってお腹を満足させてから他の物少しいただく。食べ過ぎない為の私の戦略。

Marbella Hotel Amare
筆者撮影

さあ移動です。マルベージャからセビージャは200キロの距離。車で2時間程で到着してスペイン広場を見学。

Sevilla Plaza Espana
筆者撮影

アルフォンソXIII世ホテルでお茶をしてから馬車に乗った。

Sevilla
筆者撮影

約40分程で街を廻ってくれる。パッカパッカという馬車のリズムで緑の公園を廻って心地いい時間でした。

セビージャの馬車観光
筆者撮影

今日は移動が長いので食事は早めに軽く頂きます。カテドラル近くのラ・アソテアはセビージャに3軒店舗がある創作タパスで有名な店。

セビージャ バル・アソテア
筆者撮影

オープンしてすぐに入ったがしばらくすると満席になった。

セビージャのバル アソテアの内部
筆者撮影

これはcoquinaコキーナという小さい貝とアーティチョーク、地中海沿岸で取れるシジミくらいの大きさの貝でオリーブオイルとニンニクで炒めてある。

セビージャのアソテアでコキーナス
筆者撮影

Carabineroカラビネーロのオーブン焼き。カラビネーロは赤い大きめのエビでスペインの高級食材だ。全長30センチくらいの大きな真っ赤な海老でウエルバで取れる。カラビネーロはエビだけど味はカニの様で甘みがあり美味

セビージャのアソテアでカラビネーロ
筆者撮影

食事をしたら出発。今日は長い移動日なので国境を超えて次の目的地Faroファロへ。スペインとポルトガルの国境は検査も無く通過。時差が一時間あるので時計をポルトガル時間に変える。

ポルトガルのファロはアルガルベ地方の小さな可愛い街でローマ時代から都市があった。

ポルトガルのファロの街並み
筆者撮影

当てもなく街を彷徨うがどこにカメラを向けても絵になる。軽くスケッチをしながら散策をしてここは出発。

ポルトガルのファロの街
筆者撮影

 

ファロからリスボンは278キロ、リスボンは大都会だ。標識が出てくる頃から車も増えてきた。

ポルトガルの高速道路
筆者撮影

ポルトガル人はのんびりしているのに車の運転は乱暴でヨーロッパで一番交通事故が多い街がリスボン。どっちから車が飛び出してくるか予想が出来ない。

リスボンのホテルはぺスタナパレス。19世紀の宮殿でカカオで財を成した富豪のお屋敷。マドンナが暮らしていた事もあるという。今はぺスタナグループのホテルでぺスタナはサッカーのクリスティアンロナルドも経営者の一人だ。

大きなお庭もありプールもついている。

リスボン ホテル ペスタナ パレス
筆者撮影

共有エーリアがエレガントで部屋から外に出るたびにサロンを通過するがこの空間が気分が良い。

リスボン ホテル ペスタナ パレス
筆者撮影

部屋はセミダブルのベッドルームでリネンも良いものが使われていて快適だった。

リスボン ぺスタナパレス部屋
筆者撮影

バスルームは洗面台が2つ付いたタイプに大きめのバスタブ。

リスボン ぺスタナパレス 部屋
筆者撮影

 

本日は疲れたので夕食はホテルでいただきます。

リスボン ホテル ぺスタナ パレス
筆者撮影

辛口のスパークリングワイン

リスボン ホテル ぺスタナ パレスの夕食
筆者撮影

魚介のスープ

リスボン ホテル ぺスタナパレス 夕食
筆者撮影

これは何をいただいたのか記憶が無く写真だけ存在。

リスボン ぺスタナパレス 夕食
筆者撮影

これもお肉系だったと思います

リスボン ぺスタナパレス 夕食
筆者撮影

長い移動で疲れ切っていたのか、でもホテル夕食にして正解でした。

 

4日目リスボン

リスボンホテル ペスタナパレス 朝食
筆者撮影

リスボンのホテル、ペスタナパレスの朝食。エレガントな朝食会場です。

リスボン ホテル ペスタナパレス 朝食
筆者撮影

ビュッフェも豊富で素敵なレストランなので朝から気分が良い。

リスボン ペスタナパレス 朝食
筆者撮影

リスボン今日は終日あるので最初にグローリア線のケーブルに乗る。今も地元の人に使われているが観光客でいっぱいだった。生活している人は迷惑だろうな~と。

 

リスボンのトラム
筆者撮影

車両は落書きですごいことになっていて夜止めている間に書かれてしまうそう。あっという間にサン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台まで。5分も乗っていないのに3€80セントは高いな。地元の人は定期を持っていて観光の皆さんはツーリストカードで乗っているみたいなので一回ごと買うと割高になる。

リスボンのトラム
筆者撮影

丘の上からリスボンの街がきれいに見える。

リスボン
筆者撮影

街中の石畳が白と黒の大理石で丁寧に敷き詰められていた。雨の日は滑るでしょうね。

リスボンの街
筆者撮影

中心部まで下って行くとストリートアーチストが歌っていた。その歌がお客様のすでに故人の奥様がお風呂で良く謳っていた曲だそうで「きっと今奥様一緒に旅行中ですね~」旅をしていると不思議な事は良く起きる。

ロシオ駅の後ろ側にあるレストランでランチ。

リスボンのランチレストラン
筆者撮影

 

Cozinha da Estacao駅のキッチンという意味のレストラン。

リスボンの駅のレストラン
筆者撮影

子羊のあばらのグリル

リスボンのランチ
筆者撮影

牛肉のソテー

リスボンのランチ
筆者撮影

食後はアルファマ地区を散策。車でポルタ・ド・ソルまで行って坂道を下りながら。

リスボン、アルファマ地区
筆者撮影

細い通りの向こうにテージョ川が見える

リスボン アルファマ地区
筆者撮影

夜はファドが楽しめるお店に。スペインのフラメンコと同じで地元の人が楽しむファドのレストランはもう存在しない、と言われその中でも団体の来ないお店を進めてもらった。Sr Vinhoはミスターワインと言う意味のポルトガル語。こじんまりした店で開店は20時だが歌は21時から。

リスボン ファドレストラン
筆者撮影

小さなレストランがあっという間にいっぱいになった。

リスボン ファドレストラン
筆者撮影

食事は野菜のスープ

リスボン ファドレストラン
筆者撮影

バカリャウ(タラ)のカタプラーナ。

リスボン ファドレストラン
筆者撮影

女性が3曲歌って休憩が入り男性が3曲。このまま夜中まで続くようだが私たちはこれで失礼します。

リスボン ファドレストラン
筆者撮影

 

5日目リスボンからポルト

リスボンからポルトへ、途中オビドスとコインブラを経由して行く。リスボンからオビドスは車で1時間なのでリスボンから日帰りも可能。駐車場にはリスボンからのツアーのバスが止まっていた。オビドスは今回のお客様の想いでの場所で40年前にアマポーラが咲いていた原っぱを探しに行く。

オビドスの街
筆者撮影

昨日までの太陽はどこに行ってしまったのか雲が出て風がビュービュー吹いて寒い。

オビドスの街
筆者撮影

城壁の中を散策してお城まで登って行く。お城は現在ポウサーダ(国営ホテル)になっている。高台から軽くスケッチをして思い出の原っぱを探すけれども見つからず、人が多くて寒くてちょっとがっかりされた様子で「もう行きましょう」、内心「ほっ」としたのはオビドスのランチにしなくて良かった。

オビドスの街
筆者撮影

オビドスからコインブラは135キロ、1時間15分ほどで到着。大学の図書館の入場が予約制で取りにくいらしいのでコインブラ大学の総合図書館へ。旧コインブラ大学の広場だけなら無料で入れる。図書館のみ時間指定なので入る場合は先に図書館の時間を予約する事。私たちはランチの後に戻って来る事にした。

コインブラ大学
筆者撮影

コインブラ大学の入り口「鉄の門」。ここから入って中庭を見学するだけなら切符は必要なし。中世の大学生はこの門を入ったら学問の事しか考えてはいけなかったという。

コインブラ
筆者撮影

今日はコインブラ大学の今年の卒業予定の学生たちが記念撮影をする日だったようで学部ごとにマントを着て写真を撮っていた。

コインブラ大学
筆者撮影

学生さん達みんなピッカピカに輝いていました。

坂道を下って大聖堂の横のレストランで軽くランチをいただきます。

コインブラの大聖堂
筆者撮影

大学生も来る小さな食堂。OTrovadorオ・トロバドールは中世の吟遊詩人という意味。小さなレストランは平日は学生さん達も来るらしい。

コインブラのランチ
筆者撮影

野菜のクリームスープ

コインブラのランチ
筆者撮影

黒豚のオーブン焼き

コインブラのランチ
筆者撮影

食事の後もう一度大学に戻って図書館の予約の時間までを過ごす。広場の中央にディニス一世。コインブラ大学は1290年にディニス1世によって創設された。

コインブラ大学
筆者撮影

この広場の奥に行くとコインブラの街とモンデゴ川。

コインブラ大学
筆者撮影

図書館は広場の奥の方の右側階段を降りたところから。予約の時間が来たら順次中に入り最初は学生牢から見学。中世の大学は大学独自の法律で運営されておりそれを破った学生が閉じ込められた牢獄。

コインブラ大学
筆者撮影

コインブラ大学見学のあとはコインブラの街を軽く散策。坂道を下って行く。

コインブラの旧市街
筆者撮影

ポルトガル人は川が流れる入り江の街が好きやね~橋を渡って対岸にコインブラの街並みを見る。

コインブラの街
筆者撮影

コインブラを出発しポルトへ向かう。120キロ約1時間20分。ポルトは明日終日あるのでまず街を対岸から見学するためにガイア地区に向かう。この地区はポルトワインのワイナリーがある所で先にポルトワインを一杯いただくことに。

ポルト
筆者撮影

ポルトを流れるドウロ川。

ポルト
筆者撮影

ガイア地区に沢山の飲食店があり今日は祝日で家族連れが沢山。

ポルト
筆者撮影

ポルトのホテルは中心部近くのインファンタ・ザクレス。ロケーションも満足な落ち着いたヨーロピアンスタイルのホテル。

ポルト ホテルインファンテ サグレス
筆者撮影

古いホテルは隅々まで贅沢で階段の手すりなども素敵でした。

ポルト ホテル・インファンテ・ザグレス
筆者撮影

エレベーターは旧式の扉を自分で開けるタイプ。

ポルト・ホテル・インファンテ・ザグレス
筆者撮影

入ると椅子が有るのは気に入った。2階まで登る短い時間、毎回座っていました。

ポルト・ホテル・インファンテ・ザグレス
筆者撮影

お部屋はシンプルな作りでデスク廻りが使いにくいのはヨーロッパの古いホテルにありがちですね。ここでパソコン開けて仕事する想定のない時代のホテルなので仕方が無い。

ホテル・ポルト・インファンテ・ザグレス
筆者撮影

バスルームもクラッシック。今回は1人部屋なのでいいけれど洗面台がひとつでした。

ポルト・ホテル・インファンテ・ザグレス
筆者撮影

夕食はホテルから徒歩でレストランアバディアドポルト。ここはネットで見つけたレストラン。ポルトガル風オジヤをいただきにきました。

ポルトのレストラン
筆者撮影

一応電話で予約をしておいた。結構大きな店舗だったがすぐにいっぱいになった。ツーリスティックな感じではなく地元のポルトの人達も沢山来ていた。

ポルトのレストラン アバディアドポルト
筆者撮影 ポルトのレストラン アバディア ド ポルト

大変美味しかったので又ここはリピートします。

ポルトのレストラン アバディア ド ポルトで魚介のオジヤ
筆者撮影 ポルトのレストラン アバディア ド ポルト

私たちが出るころには入り口に列が出来ていた。できれば予約していくことをお勧めします。

6日目ポルト滞在

ポルトのホテル、インファンテ・ザクレスの朝食。ヨーロッパ調のサロン。

ポルト ホテル・インファンテ・ザグレス
筆者撮影

ポルトガルに来たらやっぱりこれでしょ。パシュテル・デ・ナタ。

ポルト・ホテル・インファンテ・ザグレス
筆者撮影

果物も豊富でした。

ポルト・ホテル・インファンテ・ザグレス
筆者撮影

ポルトの観光は川の河口まで車で移動。要塞があった。要塞の名前がサン・フランシスコ・ザビエルなのでちょっと降りてみた。

ポルト観光
筆者撮影

要塞の先の村が漁師町と聞いたが随分近代的な建物が続いていてポルトの人達の別荘や週末用のマンションのようだった。グーグルマップを見ていたら市場があるようなので行ってみましょう。

ポルト
筆者撮影

魚市場に様々な魚、これはエイ?これ食べるんだ、ポルトガル人。

ポルト
筆者撮影

ポルト中心部に戻って大聖堂まで車で移動して後は徒歩で下って行きます。

ポルトの街
筆者撮影

ポルトも入り江の丘に作られた街。頂上に大聖堂があるのでここから下って行けば旧市街を見ながら川まで登りなしで散策が出来る。

ポルトの街
筆者撮影

入り組んだ街並みが面白くどこを見ても絵になる景色。

ポルトの街
筆者撮影

ドーロ川まで下って対岸に昨日のガイア地区が見える。

ポルトの街
筆者撮影

ランチはタコ飯屋に。Casa Areixoカーサアレイショは随分前に来て気に入っていたのでここは是非「お客様にタコ飯を」と予約をしておいた。

ポルトの街
筆者撮影

12時開店と同時に入店。ゴールデンウィークで日本の方が沢山来られていた。皆さんどうして目を合わせないんだろう、と思った。どっちかというの目をそらすというか視界に入れない感じなのが不思議だった。軽く笑顔とか会釈とか、挨拶すればいいのにと思うのですが・・・誰とも挨拶できずに寂しかった。

ポルトのタコ飯屋
筆者撮影

タコ飯はタコの入ったご飯とタコのフライ。これで2人前

ポルトのタコ飯屋
筆者撮影

厨房、写真撮らせてください~

ポルトのタコ飯屋
筆者撮影

食事の後はドーロ川クルーズに。50分のショートクルーズ。

ポルト ドゥエロ川遊覧船
筆者撮影

暑い時間でしたがやはりデッキで船旅を楽しみました。

ポルト ドゥエロ川遊覧船
筆者撮影

隣にいたのはスペイン人カップルでバスクのピルバオの人達だった。写真撮る時に邪魔にならないように動いてくれたりで少し会話をした。

ポルト ドゥエロ川遊覧船
筆者撮影

ホテルで軽く休憩の後徒歩で夕食に行く途中サン・ベニート駅へ。セラミックが綺麗な駅で写真スポット。

ポルト 駅
筆者撮影

行きたかったレストランが今日は満席でこちらへ。Cozinha dos Loilosコシーナドロイロス。早く着いたらまだ従業員の食事中でした。すみません。

 

ポルト、レストラン
筆者撮影

旅の最後のお食事を発泡性ワインで乾杯

ポルト
筆者撮影

豚肉の骨付きリブ

ポルト レストラン
筆者撮影

パスタをいただきました。

ポルト レストラン
筆者撮影

最後にポルトワインで仕上げてホテルに戻ります。一人で最後にポルトの夜景を取りにドン・ルイス1世橋に戻る。

ポルトの夜景
筆者撮影

 

 

7日目ポルトからマドリード経由で日本へ

ポルトの市内から空港は15分程で到着。

ポルトの空港
筆者撮影

最後にポルトの空港でパシュテル・デ・ナタとコーヒーで仕上げました。

ポルト
筆者撮影

マラガからポルトガルの旅のビデオです

スペインとポルトガルの旅のまとめ

随分久しぶりのポルトガルだったがあまり変わっていなくてホッとした。ポルトガルの人々は穏やかで優しい感じが伝わって来た。スペインと世界を分割した野心があった大国のイメージは皆無だ。ポルトガルまた行きます。

 

投稿者: 大森由美

スペインに1989年から住んで日本からのお客様と旅に行ったり美術館を巡ったりしています。お休みの日は夫とキャンピングカーで放浪、スペインに長年住んでもスペインが大好きで日本から来たお客様にもスペイン大好きになってもらうために働いています。趣味はバイオリンとスキーとワイン。