スペイン人を4人連れて日本を旅した記録2018年10月5日~12日

スペイン人を4人も連れて日本に行くことになった。ピレネーのオルデッサに住むアントニオ夫妻とその友達バレンシアのカルロス夫妻に私たち夫婦が同行した旅の記録。

スペイン人4人を連れて日本へ行った旅の記録


2018年10月5日マドリード出発

日本は巨大台風の後で被害がスペインでも連日報道されるなか、次の台風が来ている。心配しながらの出発だったが今回の台風はとりあえず日本海から抜けていくようだ。マドリードの空港でアントニオ達と合流し後はバレンシアのカルロス達がイベリアで到着するのを待つのみ。

ところが早速トラブルだ。バレンシアからイベリア航空が遅れているというカルロス達から連絡。乗り継げなかったらどうしよう。と心配したが、何とか無事乗り継げマドリードの空港で合流、アントニオはワイン6本購入。日本に美味しいワイン無いと知り持って歩く覚悟。

このワインは後半まで持ち歩くことになる。出発前に生ハムとワインで乾杯。

飛行機乗る前に「どれだけ食べて飲むネン~」というくらい注文していました

2018年10月6日成田着、箱根へ

長かったフライト、マドリード発のイベリア航空は13時間30分で成田到着。イベリアのエコノミーは初めて乗ったがかなり狭いのと機材も小さいので後ろの方に行っても立っていられる場所も無く14時間は長い、と思った。アントニオとカルロスはどちらも不動産業やらホテル業やらやっている経営者ですごいお金持ちなんですがビジネスにする?って聞いたけど「いやエコノミーでいいでしょっ」て、望んでエコノミー。お金持ちって時々不思議だ。

成田空港で両替後移動

為替はスペインの各銀行より成田の方がレートが良いので成田で両替。その間に大きなスーツケースを明後日の京都のホテルへ送る。「台風の影響で荷物の運送が遅れています」間に合わないかもと言われた。東京駅までは京成バスで1000円、これは他のリムジンバスより安い。成田のジャパンレールパスの交換場所がいつも混んでいるの東京駅までバスで移動した。東京駅は巨大で迷ったが何とかジャパンレールパスの手続きと列車の予約を終えて駅構内のすし屋へ。定食の寿司は安くて美味しかった。全員満足。

 

東京から小田原へ新幹線で移動。JRパスはグリーン車にしたので快適。小田原からタクシーで旅館へ。タクシー代1台5600円。本当は登山電車に乗ると喜ぶと思ったが連休で混んでいる中並んだり待ったりはダメな人達なのでタクシーを選んで正解だった。

今日の宿泊は小涌園天悠

 

チェックインを済ませて近くの滝へ15分程で移動。

最初は車が走る道路をかなりあるく、標識があまりなくて着けるか心配したがグーグルマップを頼りに旅館から下り15分ほど。

 

 

温泉に入るかと思って温泉のある旅館を選んだがどうやら彼らは無理らしい。スペイン人は驚くほどの綺麗好きで温泉が衛生的観念で無理なんだと思った。(この人達は最後まで一度も共同の温泉には入らずでした。)

宿泊した小涌園は各部屋に露天風呂。最近の流行で部屋に露天をつける旅館が増えたががベランダの露天風呂はどうなんだろうと思った。一応温泉がでましたので足湯だけしました。

お部屋は洋風の和室。大型ホテルでアジア系の宿泊客が多いせいか従業員もアジア系の人が沢山で日本語があまり通じない。一泊一部屋6万円超にしてはソフトの部分がもう少し足りない印象。チェックインに時間がかかり過ぎ色々頼んだ事が出来ていなかった等色々これから改善できる点多し。

 

夕食のレストランでマドリードの空港で買ったワインを飲もうと思って持ち込み料を聞いたら5000円。20€のワインに5000円の持ち込み料はあほらしいとホテルのワインを頼む事にした。

食事は満足で浴衣を着て全員でテーブルを囲む。

夜は彼らはマッサージへ。

 

10月7日箱根から京都

箱根でジャンボタクシーを3時間チャーター。事前に伊豆箱根交通にメールで問い合わせて9人乗りのジャンボタクシーを3時間で25、560円で予約。バスに並んだり待ったりする人達ではないので予約してよかった。ひとり頭にすると4500円ほどで快適だ。モーターボートをチャーターしようと思ったが台風の影響で船は運休。日本の連休と重なって渋滞が有るのを考えて予定を立てる。箱根神社だけじゃなく九頭竜神社まで行くつもりがどこでも楽しむスペイン人たちは時間がかかって箱根神社でタイムアウト。

箱根はロープ―ウェイとか乗らなくても充分楽しめた。

小田原から新幹線で新横浜へ(小田原駅に泊まる新幹線は少ないので新横浜に戻り京都行に乗り換える)ランチは新横浜駅構内の千房でお好み焼き。

ホテルは祇園の真ん中にあるザセレスティン京都祇園。狭い土地をうまく利用して京都らしさのある作りだった。JR京都駅から送迎バスで15分。

入り口を入ると地下にいったん降りたところがレセプション。大浴場もあって快適だった。未だ新しいからか従業員は不慣れな感じでミス連発。日本でミスが続くのに少し驚いた。それも単純なミスと連絡の悪さ。

アントニオの最初からのリクエストは「神戸牛が食べたい」。そして「最後の日だとリベンジが出来ないので早めに」という事で京都の最初の夜に神戸に本店があるモーリヤへ。

神戸牛だアワビだシャンパンだ、ワインだと全員で22万円少し。

鉄板焼きの担当の方も感じが良く満足。最初にワインを頼んでから出てくるのに随分待った以外は良かった。

 

夕食後はホテルのバーへ。全員上機嫌で行ったがバーの男性のアテンドが大変感じ悪く全員でさっさと部屋へ戻る。あまりに失礼だったのであとでレセプシオンに忠言だけしてに行った。

 

10月8日京都観光

最初の予定では保津川下りへ行くつもりだったが台風の影響で中止。祇園のスターバックスで朝食を済ませ人力車で京都の観光。高台寺前から1時間1台17500円。

アントニオは人力車の仕事は非人道的な扱いで「信じられない、可愛そうだ、あり得ない」と最後に全員にチップを払っていた。タクシーで三十三間堂に行きランチは八坂神社近くの王将の餃子と焼きそばにした。午後は自由行動でアントニオは私にマッサージを招待してくれた。

 

夕食はステーキのコースをホテルで。

ワインの持ち込みを最初5000円と言われていたが何故か無料にしてくれた。ここでやっと2本のワインを消費。初日に予約を入れたのに入っていなくてもう一度入れたら時間が違っていた等々のお詫びかもしれない。

 

10月8日京都から高野山へ

ホテルの朝食は予約していないで大丈夫と言われていたのにカルロス達はレストラン入り口で止められたと連絡。慌てて降りて説明するがこのホテルは何かと連絡が悪い。

チェックアウトの時に支配人が出て来て様々な不具合を謝ってくれた。初日のバーの飲み物代を返金しますと言われたが断った。飲んだんだからそれはいらない。東京のホテルにスーツケースを送る料金を払ってくれた。

タクシーで京都駅へ向かい今日は高野山へ行く。

乗り換えの新今宮でジャンジャン横町へ。「治安悪くないかな~怖いおじさんに絡まれたりしないかな?」と思ったけどみんな親切だった。串カツ屋が並ぶ通りをネットで調べた有名な「ダルマ」に行こうとしたら後ろから自転車押した大阪人のセニョーラが「あんたらダルマ行くんちゃう?ダルマよりこっちの方がおいしいで~そこならび」と教えてもらった八重勝。既に列が出来ていたが後ろに着いた。

二度付禁止の店で外国人連れなのでさらに厳しい監視の目を感じた。

こういう店はヨーロッパにないので随分楽しんだ。

 

どこに行っても大きな声でしゃべって何でも楽しむ人達だ。

南海の駅に戻り高野山へ。電車内で「扉が開きます~」のアナウンスが気に入ってヒラキマス~ヒラキモス~とスペイン語の活用形にして笑っていた。

 

かなり急勾配の登山電車。

 

極楽橋から南海バスで宿坊へ。10月の旅行を4月頃から予定を立てたが宿坊は予約が難しかった。唯一3部屋予約が可能だった熊谷寺は奥の院にも近いので決めた。少し値段が高めだったが2階の奥の部屋で他の人達が来ない所にある部屋。

カルロスは190センチの身長なので浴衣がミニ。

畳で寝るというか床で寝るのはどうか心配したがそれなりに楽しんだ。奥の院は神秘的で幻想的で全員喜んでいた。

 

帰りのバスを待っているところにタクシードライバーが営業に来ていて明日6人乗れるタクシーを2時間貸切る。

 

 

10月9日高野山から城崎温泉へ

朝の法要に出席したのは私たち日本人だけだった。ここの住職はちょっと修業が足りない。プンプンいつも怒っていてお説教にもそれが伝わって来た。一緒にいる修行僧は大変だろう。これも修行という事か。

朝食の後約束通り大型タクシーが待ってくれていた。お任せで帰りの電車の時間まで色々連れて行ってくれた。

大阪へ出てランチは大阪駅構内でスパゲッティとかハンバーグ。

大阪から城崎温泉へ特急で。

城崎温泉はあいにくの雨。旅館は志賀直哉も宿泊したという創業300年の旅館三木屋。和洋室が2部屋あって日本庭園に面している。

夕食はカニと松坂牛の懐石料理。

 

ここの楽しみは温泉巡りだけどスペイン人には無理だった。共同のお風呂に入るというのが無理の様で夜は散歩に出かけた。

 

10月10日

城崎温泉から大阪行き特急

グリーン車で大声でずっとしゃべり続けた結果車内の日本人夫人にうるさいと注意され、それでもしゃべり続けたため車掌に言いつけられ車内アナウンスされたが気が付かないスペイン人たちでした。

新大阪駅でラーメンのランチ後東京へ。東京でもう一度神戸牛というリクエストだったけど銀座で調べると随分高くあのペースで食べたら100万円くらい行くぞ~と脅したら諦めた。で代替え案は何故かブラジル料理。

東京のホテルは三井ガーデンホテル銀座。ホテルのロビーから銀座の夜景が見える。

選んだポイントはロケーションと成田空港行きのリムジンバスが止まる事。銀座の真ん中にあり狭いがセンスのいいホテルだった。

ちょっとランクの上のビジネスホテル位の感じだが満足。アントニオは部屋が狭いのでスイートに変更。

「渋谷の交差点に行きたい」とリクエストがあったのでタクシーで渋谷へ。東京のタクシードライバーはみんな親切だった。近距離はもっと嫌がられたりするのかと恐れていたが全く問題なかった。

 

10月11日東京

朝は秋葉原へ行ってお買い物。高級時計などは決して安くないとスペイン人。良く知っていいるなと感心。侍と書いたTシャツやら仏像やらを買っていた。

タクシーで浅草へ移動。

ランチは浅草でお好み焼き。ネットで探した「つる次郎」というお店へ。

お好み焼きが気に入っていたのでリピート。だけれど東京でお好み焼きは大丈夫かと心配したが美味しかったです。

 

午後は自由行動でアントニオはマッサージを頼むが80歳くらいの年配の女性で気の毒になって途中で帰って貰ったそう。夕食はイタリアンへ。最後の夜どこかに飲みに行きたいというかと思っていたが明日が早いのでおとなしく解散だった。

 

10月12日

成田空港へ。ホテルのすぐ前からリムジンバスで成田空港へ。荷物はホテルの人が運んでくれ丁寧な対応だった。チェックインを済ませて彼らは帰って行きました。

*スペイン人は何でも楽しむ。

*温泉はダメな人も多いかも。

*食事も毎回懐石料理や豆腐や魚だとつらいみたいでステーキが食べたいようだ。

*お好み焼きが随分気に入った。

投稿者: 大森由美

スペインに1989年から住んで日本からのお客様と旅に行ったり美術館を巡ったりしています。お休みの日は夫とキャンピングカーで放浪、スペインに長年住んでもスペインが大好きで日本から来たお客様にもスペイン大好きになってもらうために働いています。趣味はバイオリンとスキーとワイン。