マドリード・アトーチャ駅の解説書、新幹線乗り場やメトロとの連絡口、空港行きエクスプレスバスの乗り場を図解入りで説明

アトーチャ駅はマドリードからスペイン新幹線AVEや各種特急、マドリードの空港ターミナル4と市内を繋ぐセルカニアス(国鉄近郊線=Cercanias)、メトロ(地下鉄)等が集まるマドリードの中心的な駅。マドリードの空港行き24時間バスもアトーチャ駅から出発する。旅する人が判りやすいようにアトーチャ駅の解説書を作ってみた。長い記事なので目次から必要な項目へジャンプできます。

マドリード・アトーチャ駅の場所と構造


アトーチャ駅の場所

アトーチャ駅の場所はマドリードの南寄りにありプラド美術館から約1キロ南、徒歩15分の非常に便利なところにある。

メトロ、スペイン国鉄近郊線セルカニアス、路線バスとスペイン新幹線が乗りいれていてアクセスは抜群だ。

<アトーチャ駅場所>

マドリード、アトーチャ駅
筆者作成

アトーチャ駅の構造

アトーチャ駅はかまぼこ型の駅舎で1992年まで現在植物園の所まで鉄道が入っていた終着型の駅舎。

写真下、旧駅舎は現在植物園になっていて飲食店や切符売り場等がある。1992年までここまで線路が入っていたのだ。

この写真はアトーチャ駅2階の入り口から撮ったもの。写真の奥の明るいアーチが見える所から外に出るとソフィア王妃芸術センターが正面に見える。

<アトーチャ駅旧駅舎>

アトーチャ駅構内
筆者撮影

下図を見ていただくとアトーチャ駅のかまぼこ型というのが理解できると思う。図の右下の方の赤い字<出入り口0階>から外へ出たらソフィア王妃芸術センターが道路の向こうに見える。

上の写真は下の図の左にある赤い字<出入り口2階>からソフィア王妃芸術センター側の出口に向けて撮ったもの。

<アトーチャ駅構造図>

アトーチャ駅構造
筆者作成

下の写真はソフィア王妃芸術センター側の入り口、ここから入ると植物園になっている旧駅舎の中に入る。

<アトーチャ駅入り口>

アトーチャ駅
筆者撮影

アトーチャ駅は3階建て

アトーチャ駅建物内部は3階建てで、下の図の様に0階1階2階となっている。

<アトーチャ駅構造図>

アトーチャ駅構内図
筆者作成

スペイン新幹線AVEに乗るホームは全て0階だが待合室に入る出発口すなわち手荷物検査場が2か所、行先によって0階と1階に分かれている。

*0階=トレド、バレンシア等

*1階=バルセロナ、コルドバ、セビージャ、マラガ等

手荷物検査を受けた後待合室で待つ。待合室に無料トイレとカフェ等がある。

新幹線出発時刻の30分程前にゲートが発表されるのでそこでもう一度切符のチェックを受けてホームへ移動する。

上の構内図、左下の方からメトロとセルカニアス(国鉄近郊線)に0階で繋がっている。

上の構内図、左上の方に空港行き24時間エクスプレス・バスの乗り場がある。

 

アトーチャ駅に乗り入れているメトロ、セルカニアス、AVE、空港行きバス


アトーチャ駅には①メトロ②スペイン国鉄近郊線Cercaniasセルカニアスと③スペイン新幹線AVE、④24時間空港バス乗り場がある。

それぞれを詳しく説明していきます。

メトロは1号線のアトーチャ・レンフェ

メトロは青い線1号線、Atocha Renfeアトーチャ・レンフェという駅。1号線ソル駅(SOL)から4つ目のAtocha Renfeアトーチャ・レンフェがアトーチャ駅。

<マドリード、メトロAtocha Renfe>

アトーチャ、メトロの駅
筆者作成

メトロ1号線のアトーチャ・レンフェのメトロの駅と鉄道のアトーチャ駅とは構内で繋がっている。写真下の赤い矢印の先の方にメトロのアトーチャ・レンフェの改札口がある。

<アトーチャ駅構造図>

アトーチャ駅
筆者作成

 

マドリードのメトロは各駅にエレベーターが設置されているのでスーツケースがあってもアクセスは問題なし。スーツケースを持っていると目立つのでスリに注意です。

<メトロ、アトーチャ・レンフェ、>

アトーチャ駅メトロ
筆者撮影

地下鉄の出口Salidaの標識と別にAscensorアッセンソールの矢印がエレベーター、大きなスーツケースを持っていたらこの標識を見つけましょう。

<メトロ・アトーチャ・レンフェ駅>

アトーチャ駅、メトロ
筆者撮影

本来は車いすや高齢者、ベビーカー用に作られているがスーツケースでも遠慮なく使って大丈夫。スペインでは弱い人を優先させる習慣があるので廻りの様子を見て使ってください。

<メトロ、アトーチャ・レンフェ駅エレベータ―>

アトーチャ駅メトロのエレベーター
筆者撮影

逆コースでスペイン新幹線AVEや長距離鉄道でアトーチャ駅に着いて地下鉄に乗るならメトロのアトーチャ・レンフェへ行くのはメトロの標識を探すだけだ。

<メトロ、アトーチャ・レンフェ>

メトロでソルからアトーチャに着いて1階の新幹線乗り口へ行くには近道がある

実はメトロでSolソルからアトーチャに着いたら旧駅舎まで行かずに新幹線1階の乗り換え口へ直接行く事が出来る。

メトロのアトーチャ・レンフェを1号線でSolソルから来たら一番近い出口はここ。Estacion Ferrocarril=鉄道駅、Cercanias=国鉄近郊線の方へ進む。スーツケースがあればAsensor=エレベーターへ。

<アトーチャ駅、セルカニアス>

出口に来るとCercanias=セルカニアス国鉄近郊線の標識。

<アトーチャ駅、セルカニアスの標識>

アトーチャ駅
筆者撮影

メトロ、アトーチャ・レンフェの改札を出たら標識はまだCercaniasのみ。AveアベとかPuerta de Atochaプエルタ・デ・アトーチャとかは無い。

<アトーチャ駅、セルカニアスの標識>

アトーチャ駅
筆者撮影

Cercaniasセルカニアス、Estacion De Ferrocarilエスタシオン・フェロカリルに向かっていく。

<アトーチャ駅、標識>

アトーチャ駅
筆者撮影

このまま真っ直ぐ進んでいく

<アトーチャ駅、新幹線乗り換え口>

アトーチャ駅
筆者撮影

写真下の右側、AVEの出発ロビーのモニターが見える。その向こうに1階の待合室に入る手荷物検査場。

<アトーチャ駅、新幹線乗り換え口>

アトーチャ駅
筆者撮影

1階の乗り換え口の手荷物検査が見えて来た、バルセロナやセビージャ、マラガ方面へ出発ならここから入ると一番近い。メトロの改札から2分の移動。

<アトーチャ駅、新幹線1階乗り口>

アトーチャ駅
筆者撮影

下の図の赤い丸印の所にいる。1階の横の方から手荷物検査を受けて待合室に入る事が出来る。

<マドリード、アトーチャ駅1階乗り換え口>

アトーチャ駅
筆者作成

近道で行くとアトーチャ駅の植物園になっている旧駅舎は見れない。時間があってアトーチャ駅旧駅舎を見に行くなら一旦Cercanias=セルカニアスの方へエスカレーターを降りてPuerta de Atochaの標識を見ながら移動になります。

近郊線=Cercanias=セルカニアス

スペイン国鉄Renfeレンフェのマドリード近郊線の事をスペイン語でCercaniasセルカニアスという。マドリード市内と郊外の都市や空港ターミナル4を結んでいる。

<セルカニアス路線図>

アトーチャ駅セルカニアス
筆者作成

マドリードの市内を歩いていても踏み切りや立体交差が無いがマドリードの地下にメトロと別に国鉄のセルカニアスも走っているのだ。

<セルカニアス・アトーチャ駅>

アトーチャ駅セルカニアスのホーム
筆者撮影

セルカニアスでアトーチャ駅に着いたらメトロはこっちとホームの足元に書いてある。ここにはAVEや空港行きバスの表示は無いのでメトロの方へ出ていく。

<セルカニアス・アトーチャ駅のホームにあるメトロへの表示>

アトーチャ駅セルカニアス
筆者撮影

 

Salidaはスペイン語で出口の事、メトロはあっちの矢印。

アトーチャ駅
筆者撮影

アトーチャ駅のセルカニアス出口の改札。

アトーチャ駅
筆者撮影

下の図はアトーチャ駅のセルカニアスの位置。メトロの駅より少し手前にセルカニアスの駅がある。

<アトーチャ駅、セルカニアス位置>

アトーチャ駅
筆者作成

写真下の奥の明るい方に登って行くと空港行きの24時間バス乗り場に行くことが出来る。

<アトーチャ駅、セルカニアス改札口>

アトーチャ駅
筆者撮影

スペイン新幹線AVEに乗るなら改札を出て左の方へ進む。

<アトーチャ駅、セルカニアスの位置>

アトーチャ駅
筆者撮影

新幹線の乗り口はPuerta de Atochaプエルタ・デ・アトーチャの標識に向かって進む。

<アトーチャ駅、プエルタ・デ・アトーチャの標識>

アトーチャ駅、プエルタデアトーチャ
筆者撮影

 

:補足1市内の移動はセルカニアスの方がメトロより便利な事が有る:

市内の移動はアトーチャからなら行先によってはメトロに乗るよりセルカニアスに乗る方が早い事が有る。例えばマドリード北にあるチャマルティン駅へアトーチャ駅から行くなら絶対レンフェの方がメトロやタクシーより早くて便利だ。

アトーチャ駅セルカニアス
筆者撮影

:補足2アベに乗る時と降りた後セルカニアスが無料になる:

スペイン新幹線AVEで到着してセルカニアスに乗る場合とその逆、セルカニアスに乗ってアトーチャ駅へ行ってスペイン新幹線AVEに乗る場合は無料で乗ることが出来る。

タッチパネルに触れる

アトーチャ駅の切符の機械
筆者撮影

Combinadosというボタンにタッチ

アトーチャ駅切符の機械
筆者撮影

行先を選んでタッチ。アルファベット順になっているのでSolソルとかChamartinチャマルティンとか。

アトーチャ駅切符の機械
筆者撮影

光っているところに切符のコードをかざす。

アトーチャ駅切符の機械
筆者撮影

無料の切符が出てくる。これでそのまま改札を通ることが出来る。行先がセビージャならセビージャ到着時にも市内のセルカニアスなら同じ方法で切符を出す事が可能。

アトーチャ駅切符
筆者撮影

(距離に制限があるので市内のみ、出発まで3時間以上ある場合などは使えない)

スペイン新幹線=AVE

旅行している人でアトーチャ駅に来るのはスペイン新幹線AVEに乗る人が殆どだろう。

注意:一部のAVEと特急はチャマルティン駅出発なので切符を見て確認しましょう。

アトーチャ駅の構造の所で説明しているがここにジャンプして来た方もあるので再び。

スペイン新幹線AVEアベの出発口(手荷物検査を受けて待合室に入るゲート)は0階と1階の2か所に分かれている。

*0階はトレド、バレンシア等、

*1階はバルセロナ、コルドバ、セビージャ、マラガ等

*スペイン語で、0階=Planta Bajaと1階=Primera Plantaと表示。空港の様に出発ゲート表示モニターがあるのでそれで確認できる。下写真参照

アトーチャ駅
筆者撮影

*出発口の所で切符のバーコードのチェック、その後手荷物検査。(お水など液体物を持っていても大丈夫)

アトーチャ駅スペイン新幹線アベの切符売り場

スペイン新幹線の切符を現地で購入する人もいるかもしれない。トレド行きなら予定に合わせてマドリードで買う事もあるので切符売り場の説明もしておく。

上から見た写真だとこの位置。0階の壁沿い。

アトーチャ駅新幹線切符売り場
筆者撮影

新幹線切符売り場は構造図ではこの位置です。

アトーチャ駅、スペイン新幹線切符売り場
筆者作成

アトーチャ駅切符売り場スペイン語で=Venta de billetes

アトーチャ駅切符売り場
筆者撮影

明日以降の出発の場合はこの機械でまず番号札を手に入れる。

アトーチャ駅、切符売り場
筆者撮影

写真下、タッチパネルになっているのでタッチ。

アトーチャ駅切符売り場
筆者撮影

写真下Venta Anticipada=明日以降の切符販売、右の方の国旗を触ると英語やフランス語に変わる。

アトーチャ駅切符売り場
筆者撮影

写真下、番号が書いた紙を取ってモニターを見て自分の順番を待つ。

アトーチャ駅切符売り場
筆者撮影

何番の人はどこのカウンターに行くという案内版。

アトーチャ駅切符売り場
筆者撮影

Salida Proxima Hora=直ぐに出発の新幹線の場合はここに並ぶ。

アトーチャ駅切符売り場
筆者撮影

 

新幹線アベに乗るのにタクシーでアトーチャ駅に到着した場合

スペイン新幹線AVEに乗るのにタクシーでアトーチャ駅に向かう場合が多いと思う。

アトーチャ駅
筆者撮影

タクシードライバーに「Estacion de Atocha,AVE、エスタシオン・デ・アトーチャ・アベ」と言うと上の図の「2階の出入り口」の所で降りる事になる。

スペイン新幹線AVEに乗る場合はここからアトーチャ駅に入るのが一番わかりやすい。

アトーチャ駅、タクシーを降りたところ
筆者撮影

タクシーを降りてアトーチャ駅構内に入ると写真下の赤い字「2階出入り口」の所から入る。1階出発口なら1つ下へ、0階出発口なら2つ下へ移動して矢印の方へ。(左右にエレベーターもあるので使いやすい方を利用すると良い)

アトーチャ駅構造
筆者作成

アトーチャ駅タクシーを降りて構内に入ったところ、ここは2階。

アトーチャ駅
筆者撮影

 

アトーチャ駅の1階新幹線乗り場からセビージャへアベでの移動を動画で説明しています。

メトロかセルカニアスでアトーチャ駅に着いた場合

メトロかセルカニアスで着いたらPuerta de Atochaプエルタデアトーチャの標識を探して0階か1階の出発口へ。

アトーチャ駅構内
筆者作成

写真下の標識の様にPuerta  de Atochaプエルタ・デ・アトーチャがスペイン新幹線AVEの乗り場。

アトーチャ駅標識
筆者撮影

メトロとセルカニアスからプエルタ・デ・アトーチャに移動すると先に0階の出発口がある。Salida Planta Baja とゲートが13,14,15ですの標識。

<アトーチャ駅、0階出発口>

マドリード、アトーチャ駅
筆者撮影

ここで切符を見せてバーコードかQRコードのチェックを受け手荷物検査の後待合室へ。

<アトーチャ駅、0階の出発口>

マドリード、アトーチャ駅
筆者撮影

バルセロナやセビージャへ行く1階の出発なら更に進んでから右の方へ移動

<アトーチャ駅、0階から1階へ移動>

アトーチャ駅
筆者撮影

動く歩道のスロープを登って行き1階の出発口へ

<アトーチャ駅、1階へ上るスロープ>

アトーチャ駅
筆者撮影

写真下、表示はSalidas Planta 1

<アトーチャ駅、1階の出発口の手荷物検査場>

アトーチャ駅
筆者撮影

アトーチャ駅空港行きエクスプレス・バス乗り場

アトーチャ駅から空港行きのエクスプレス・バスに乗る乗り場が判りにくい。スペイン国鉄Renfeと関係が無いのアトーチャ駅構内に「空港エクスプレス・バス乗り場」への表示が全く無いのだ。

*空港行きエクスプレスバス乗り場はスペイン国鉄近郊線=セルカニアスから地上に登った所。写真下はアトーチャ駅のセルカニアスの改札口。奥の明るい方へエスカレーターで登って行く。

<アトーチャ駅、セルカニアス改札口>

アトーチャ駅
筆者撮影

<アトーチャ駅、セルカニアス改札すぐのエスカレーター>

アトーチャ駅、セルカニアス
筆者撮影

円筒形のガラスの建物の中に上に登って行くエスカレーターがあるので地上階まで移動する。

<セルカニアス改札すぐのエスカレーター>

アトーチャ駅、空港行きエクスプレスバス乗り場
筆者撮影

*下の地図の空港行きエクスプレス・バスの乗り場、かまぼこ型の旧駅舎2階の出入り口すぐ近くです。旧駅舎から2階まで登って外へ出ても空港バス乗り場に行くことが出来る。

アトーチャ駅構内

この地図の様にソフィア王妃芸術センターの入り口の反対側。スペイン国鉄近郊線Cercaniasセルカニアスの改札から地上へ上がったところにマドリード空港行きエクスプレス・バスの乗り場がある。

アトーチャ駅構造
筆者作成

目印はレンガの丸い建物のすぐ横。この建物がスペイン国鉄近郊線セルカニアスの入り口になりその横にマドリード空港行きの24時間バス乗り場がある。

アトーチャ駅、空港行きバス乗り場
筆者撮影

動画でアトーチャ駅の空港行き24時間エクスプレス・バスの乗り場を解説しています。

アトーチャ駅の荷物預けロッカー

アトーチャ駅には荷物を預けるところがある。場所は旧駅舎の植物園、バーガーキングの近く。

アトーチャ駅の荷物預け
筆者撮影

スペイン語でConsigna=コンシグナ

アトーチャ駅荷物預け
筆者撮影

先に危険物チェックの手荷物検査を受ける。

アトーチャ駅荷物ロッカー
筆者撮影

入り口に現金のみと書いてある。

アトーチャ駅荷物預け
筆者撮影

サイズによって値段が4段階に分かれている。

アトーチャ駅荷物預け
筆者撮影

時間は5時30分から22時20分。

アトーチャ駅の荷物預け
筆者撮影

アトーチャ駅のトイレ

アトーチャ駅のトイレは手荷物検査の中にそれぞれ無料のトイレがある。手荷物検査より外側だと有料のトイレが旧駅舎の植物園になっている部分にある。

アトーチャ駅の有料トイレ
筆者作成

60セント支払って中に入る様になっていて有料だけありいつも綺麗に清掃されている。

アトーチャ駅近辺のバル

アトーチャ駅の中にもバルや飲食店、バーガーキングもある。すぐ横にあるメンデスアルバロ通りに行くと地元の人も行くバルやレストランが並ぶ。

<アトーチャ駅構内図>

アトーチャ駅
筆者作成

下図の様に0階のメトロの反対方向に出口がある。

<アトーチャ駅、構内図>

アトーチャ駅、メンデス・アルバロ通り
筆者撮影

表示はSalida Mendez Alvaro サリーダ・メンデス・アルバロ。ここから外へ出ると地元の人達が行く庶民的なバルやレストランが何軒か並ぶ。

<アトーチャ駅、メンデス・アルバロ通りへの出口>

アトーチャ駅
筆者撮影

<アトーチャ駅横、メンデス・アルバロ通り>

アトーチャ駅、メンデスアルバロ通り
筆者撮影

メンデス・アルバロ通りにあるバル・レストラン、この先に何軒か並んでいるので気に入った所へどうぞ。

<アトーチャ駅横、メンデス・アルバロ通り>

アトーチャ駅、メンデスアルバロ通り
筆者撮影

写真でメニューが出ている店もあって定番の物なら大体ある。

<アトーチャ駅横、メンデス・アルバロ通り>

アトーチャ駅外、メンデスアルバロ通り
筆者撮影

アトーチャ駅を短い動画で紹介しています

 

アトーチャ駅まとめ


アトーチャ駅を利用する人の参考書を作ってみた。アトーチャ駅に行くのはスペイン新幹線に乗る場合が多いと思うが乗換や空港行きのエクスプレス・バスを利用する場合もあると思いそれぞれのパターンを想定して書いてみた。アトーチャ駅は世界の素敵な駅のひとつ。列車に乗る予定が無くても是非見に行ってください。

マドリッド市内から空港ターミナル4への行き方4つの方法

 

ここではマドリード市内から空港ターミナル4へのの行き方を説明します。マドリードの空港は市内から14キロしか離れていないので他のヨーロッパ主要都市に比べても近くて便利です。

注意は空港ターミナルは4つに分かれていて乗る航空会社グループによってターミナル1から4まで有るのでどこに行くのか先に知っておきましょう。国際線と国内線という分け方ではなくエアーラインのグループごとに分かれています。通常Eチケットに出発ターミナルが記載されています。

*各ターミナル間を無料のバスが巡回しています。

市内からターミナル4への行き方の4つの方法を説明します

マドリード空港ターミナル4

マドリードのバラハス空港ターミナル4はイベリア航空を中心としたワンワールドグループが使っている

<ワンワールドの航空会社>

イベリア航空、フィンランド航空、英国航空等とそのコードシェア便(日本航空のロンドンから等)、エミレーツ、ダカール等

ターミナル4から他のターミナルへは無料循環バスが他の各ターミナルへ巡回しています。

マドリード市内からターミナル4に行くには4つの方法。

①タクシー、

②エクスプレスバス、

③レンフェ(スペイン国鉄)、

④地下鉄(メトロ)の順で説明します。

どこから出発するかで一番便利な方法を選んでください。下の記事はマドリード空港ターミナル4から市内へ行く方法です。

マドリード(バラハス)空港ターミナル4からマドリード市内へ移動。<ターミナル4の場合>

マドリードの空港ターミナル2の場合の記事はこちら

マドリッド 空港ターミナル2から市内と市内から空港の行き方の説明

タクシー


やはり安心安全はタクシー。M30環状線高速道路内は30ユーロ均一。ホテルなどから電話で読んでもらっても同じ値段、均一料金です。街の流しのタクシーも沢山走っていてマドリードは流しのタクシーも安全ですので乗って大丈夫です。朝や午後のラッシュアワーは少し渋滞があり30分~40分、それ以外の時間は20分位で空港まで着きます。

マドリードの流しのタクシーは上に緑のランプがついていれば空車、又はドライバーの横に緑色の字でLIBREと出ていると空車。

マドリードタクシー
筆者撮影

流しのタクシー止め方:手を挙げて止めるのは日本と同じ。ドアーは自分で開閉する。

チップ:荷物が重いとか沢山ある、またはずいぶん待たせたなどの時は少額チップを払う事もあるが1€とか2€の少額で大丈夫です。荷物重いのが2つあったら1€とかでとっても喜んでくれます。

タクシーには4人乗れますが大きなスーツケース4つは車のトランクに乗りきらないのでもう一台必要です。荷物のサイズと車のトランクのサイズのよります。

ドライバーにスペイン語で「アエロプエルト、テルミナル・クアトロ ・ポル・ファボール。」又は英語で「エアポート・ターミナル4・プリーズ」と言ってください。タクシーは危険は無く怖くないですので安心して乗って大丈夫です。

エクスプレス・バス


次はエクスプレスバス。5ユーロで市内から空港へ約30分で運んでくれる。

始発アトーチャ駅からシベーレス広場経由で空港へ(時間によってはシベーレス広場発があるので注意)空港到着するとターミナル1・2・3・4の順に止まります。

前から乗ってドライバーに支払う。

現金:50€紙幣20€紙幣は使えない。10ユーロ紙幣か5ユーロ紙幣を準備しておきましょう。(50€紙幣で8人分払うとか20€紙幣で3人分払うなら大丈夫)

クレジットカード:VISAとMasterのICチップ付きクレジットカードなら使えます。ドライバーのすぐ横にこの機械があるので矢印の下にカードをかざす。

マドリード空港エクスプレスバス
筆者撮影

*切符は最後まで無くさないようにしてください。(時々抜きうち検査。正しい切符を持っていないと罰金です)

アトーチャ駅空港行きバス乗り場

アトーチャ駅の空港行きエクスプレスバスの乗り場は少しわかりにくい。

アトーチャ駅に空港行きバスの表示は無い。目指すはセルカニーアスCercanias=スペイン国鉄近郊線の標識。セルカニーアスCercanias=スペイン国鉄近郊線の改札からエスカレーターで上に登って行くと写真下の所に着ける。

アトーチャ駅のバス乗り場の写真

<アトーチャ駅、空港行きバス乗り場>

空港行きエクスプレスバス
筆者撮影

 

 

 

 

 

写真はセルカニーアスCercaniasの改札出口。ここから地上階にエスカレーターで登って行く。

<アトーチャ駅、空港行きバス乗り場>

マドリードアトーチャ駅
筆者撮影

表示はこんな感じで下の写真の表示の上の文字の小さい字Salida Avda Ciudad de Barcelonaの方へ進み上に上るエスカレーターを見つけてください。標識文字下のPuerta de Atochaは新幹線Aveの方への案内なので注意です。

<アトーチャ駅、空港行きバス乗り場>

マドリードアトーチャ駅
筆者撮影

エスカレーターに乗って地上階へ登って行く。

<アトーチャ駅、空港行きバス乗り場>

マドリードアトーチャ駅
筆者撮影

登り切ると市バスの乗り場が有るのでこの景色が見えたら左後ろへ振り返ると空港行きバス乗り場。

<アトーチャ駅、空港行きバス乗り場>

マドリードアトーチャ駅
筆者撮影

バスの後ろに塔の上に時計が見えるので目印に。

 

<アトーチャ駅空港行きバス乗り場>

マドリード空港行きエクスプレスバス
筆者撮影

アトーチャ駅の空港行きバス乗り場への行き方をビデオにまとめました。

 

アトーチャ駅からの時刻表の写真です。上が平日,下が土日祝日になります。早朝深夜も走っている24時間バスで空港まで約30分。15分から20分の間隔で走っています。上が月から金、下が日曜祝日。

時刻表
(注意)時間によってはシベーレスのみ。時刻表で確認できます。

*バス会社の公式ページです。別ウィンドウで開きます。

<空港行きエクスプレスバス路線と時刻pdf>

 

バスはターミナル1,2,3,4の順で止まります。到着ロビー(地上階)に着くので出発ロビー(1階)へ登って下さい。出発Departures又はスペイン語でSalidasを目指す。

マドリード・アトーチャ駅の解説書、新幹線乗り場やメトロとの連絡口、空港行きエクスプレスバスの乗り場を図解入りで説明

電車<レンフェ>工事終了しました


 

その次におすすめはRenfeスぺイン国鉄です。私は個人的にこれを一番使っています。地下鉄よりスリも少なく比較的すいているので安心です。段差も少なく大きな荷物があるときなどはメトロよりレンフェの方が楽でしょう。

どこから空港に行くかにもよりますがアトーチャ駅 ヌエボス・ミニステリオ駅からだと乗り換えなしで2.6ユーロです。

<スペイン国鉄近郊線の路線図>空港は中央より少し右上のC-1と薄い青で書いてあるところです。

マドリードレンフェ近郊線路線図

 

アトーチャ駅からだと30分でターミナル4に着きます。電車の内部の写真。時刻によりますが比較的すいているので大きなスーツケースを持っていても安心です。

通勤時間帯(8時~8時30分)はプリンシペピオ~アトーチャ~ヌエボスミニステリオ~又はアトーチャ~ソルは混んでいます。

スペイン国鉄ターミナル4
メトロ(スリに注意)

最後にメトロ(地下鉄)ヌエボスミニステリオから地下鉄8号線で空港ターミナル1,2と4に行くことが出来ます。どこから乗るかによって地下鉄が便利な場合は利用することになりますね。ほかの方法に比べてスリが一番多いので注意してください。

メトロ路線図。

メトロ路線図

メトロの切符は2017年よりICカード式になりました。Multiというカードを購入しそこにチャージしていくタイプで日本のsuica やicocaと同じです。紙の切符が無いので一回しか乗らなくてもMultiを購入する必要があります。一枚買えば複数人で使うことが可能です。

*空港の場合3ユーロの空港サプリメントが必要になります。出発の切符購入時でも到着の空港でも機械でムルティーカードに追加できます。

マドリードメトロカード

切符は自動販売機でタッチパネルです。画面の左上に英語を選べる所が有ります。解らなければ係員がいるので教えてもらってください。

メトロの切符自販機

どこから移動するかで一番いい方法を選んでください。

<マドリード地下鉄の乗り方と切符の買い方の記事>

マドリードの地下鉄(メトロ)乗り方や切符の買い方。(注意)ICカード導入で紙の切符は無くなりました

 

ターミナル4

チェックインカウンターはモニターで探すことが出来る。ターミナルが大きいので出発時刻の2時間前に空港に着けるように行くことをお勧め。スペインの連休前後等チェックインカウンターが非常に混んでいることもあります。

マドリード空港ターミナル4の出発ロビー、バスやメトロで到着後チェックインから手荷物検査までを動画で説明しています。

ターミナル4は機能的な空港で建築も素敵です。
リチャード・ジェームスというイタリア生まれのイギリス人建築家の傑作。
波打った天井が建物にリズムを与えている。

ターミナル4
太陽の自然光が入るように工夫されていて。アントニオ・ガウディを意識したような自然界の森と木と木漏れ日なのかも。建築も楽しめるターミナルです。

手荷物検査の中


手荷物検査を受けるとHJKとSRMUに分かれる

<HJK>

シェンゲン内(ヨーロッパの関税協定)のフライトH,J,K,は中に入るとすぐエスカレーターを降りて出発時刻30分前にゲートへ。

搭乗口は出発の40分程前まで発表されない。H5やJ13という風にアルファベットの後に数字が出る。出発ロビーにはサラやマンゴ、ロエベ、マックスマラ、靴屋等様々なブティックが入っている。

<SRMU=T4S=ターミナル4サテライト>

パスポート・コントロールがあるフライト(シェンゲン外、イベリア航空で日本とかエミレーツでドバイへ等)のフライトはM,R,S,Uと書いた方へ進む。T4S=ターミナル4サテライトのゲートM,R,S,Uの矢印に従って移動して無人電車に乗り、パスポートコントロールを受けてサテライトの方へ。

注意:パスポートコントロールは時間がかかり混む事がありますので余裕を見て移動してください。

時々こんな酷い目にもあります↓↓↓

 

マドリード(バラハス)空港ターミナル4からマドリード市内へ移動。<ターミナル4の場合>

マドリードの空港ターミナル4から市内への行き方を説明します。マドリードの空港は4つのターミナルに分かれてる。注意は使う航空会社のグループごとでターミナル1から4に分かれているので国際線や国内線というターミナルは無い。どの航空会社に乗るかで違うので確認してから出発しましょう。

マドリード空港ターミナル4から市内


空港ターミナルは4つに分かれている

マドリードのバラハス空港は4つに分かれている。国際線国内線という分け方ではなくエアーラインのグループごとで分かれている。
ターミナル1=アジアや中東系
ターミナル2=スカイチームとスターアライアンス(エアーフランス、KLM、ルフトハンザ等)
ターミナル3=殆ど未使用
ターミナル4=ワンワールド(イベリア航空、英国航空、フィンランド航空)とエミレーツ等
この記事ではイベリア航空を中心としたワンワールドが使っているターミナル4の到着から市内への行き方を説明します。
ターミナル4を利用する主なエアーライン=イベリア航空、英国航空、日本航空のコードシェア便、フィンランド航空、ラン・チリ航空、エミレーツ航空

マドリード空港ターミナル4

マドリード空港ターミナル4パスポート検査を受けた後バゲージエーリア又は乗り継ぎの動画です。

広々としたターミナル4はイギリス人の建築家ロジャージェームスの建築。
外の太陽光線がターミナルに降り注ぐ斬新なデザイン。そしてハイテク技術が使われている空港です。
マドリード空港ターミナル4
荷物を受け取り外に出ると迎えの人たちで賑わう到着ホールへ。

 

空港から市内へ移動する方法は4つ


マドリードバラハス空港から市内へ移動する方法は4つ。

①タクシー、②エクルプレスバス、③メトロ、④レンフェとなります。その4つの方法を説明します。

 一番安心なのはタクシー均一料金30€

 タクシーはマドリッド市内M30という環状線の中は均一料金で空港から市内は30ユーロ。4人まで乗れますが大きなスーツケース4つは車のトランクに積みきれないので4人の場合は荷物のサイズによっては分かれて乗車になります。ホテルが大体どこにあるのか確認しましょう。マドリードの地図をグーグルマップで見ると大きな環状高速道路があります。それがM30です。
M30外だとタクシーメーター移動ですがそんなに大きな違いはなく場所によっては30ユーロ以内で着くこともあります。
タクシーは安全です。心配いりませんので深夜や、早朝又不安な場合はお勧めします。たったの30ユーロで安全に宿泊地まで行ってくれるのですから安全はお金に変えられません。
 チップは上げなくても大丈夫。荷物が特に重いとか多い場合1ユーロ位で大丈夫です。
下の写真は到着ロビー。正面真っ直ぐ外に出るとタクシー乗り場です。
ターミナル4到着ロビーからタクシー乗り場
エクスプレスバス<空港各ターミナルと市内を走る24時間対応のバス。>

上記写真の出口を出て横断歩道を渡って右に行くと24時間バス乗り場。5ユーロでシベーレス広場経由アトーチャ駅へ。<注意・時間によってはシベーレス広場止まりです。>
*支払いはユーロ現金かVISAの。クレジットカード
マドリード空港エクスプレスバス
筆者撮影
*現金の場合50ユーロ、100ユーロ紙幣は断られますのであらかじめ10ユーロ紙幣5ユーロ紙幣や小銭を用意しておきましょう。
*クレジットカードの場合はICチップ付きの物
空港バス
*空港と市内を15分から20分間隔で走っているエクスプレスバス。市内まで約30分で到着します。
*前から乗って乗るときにドライバーに5ユーロ払う。切符は念のため降りるまで失くさないように。時々正しい切符をもっているかの検査に来ます。
マドリード空港エクスプレスバス
筆者撮影
* 大きな荷物置き場もあり快適です。
*シベーレス広場に着けば流しのタクシーや地下鉄5号線バンコ・デ・エスパーニャ。又はグランビア、ソル広場迄すぐです。
 *終点アトーチャ駅まで行けばアトーチャ・レンフェ駅から地下鉄1号線、鉄道で各方面、路線バスやタクシー等があります。(時間によってはシベーレスまで)
バスの時刻表写真
空港バス時刻表
*24時間走っていて15分から20分間隔ですが夜中は本数が少し減ります。
*空港バスのルートと時刻表バス会社ホームページに別ウィンドウでジャンプ。

 

メトロ(地下鉄)とレンフェ(スペイン国鉄) 

到着ホールから表示板に従って右側に降りるエスカレーター。メトロ(地下鉄)とレンフェ(スペイン国鉄)のマークがついている。
地下に降りると地下鉄とスペイン国鉄
降りていくとメトロ地下鉄とレンフェRenfe国鉄の駅です。手前がメトロ奥が国鉄。
メトロと国鉄
どっちがいいかは行き先次第。行先がどちらが便利か調べておきましょう。
 メトロ(スリに注意)

メトロは頻繁に走っていて朝06時05頃から夜中01:30頃まで。スリに注意してください。
深夜早朝はもちろん昼間の盗難も多いので注意。
 メトロ路線図
2017年10月よりチャージ型のプリペイドカード(日本のスイカやイコカ)タイプに変わりました。ムルティーという日本のsuica と同じチャージ式です。一度しか乗らない場合もこれを2,5€で購入する必要があります。
マドリードメトロカード
一旦買うとこのカードにチャージして何人でも一緒に1枚のカードで使えます。自販機はタッチパネルで英語も選べます。係りの人がいるのでわからなければ手伝ってもらえます。
メトロの切符販売機

 

<マドリード地下鉄の乗り方と切符の買い方の記事です>

マドリードの地下鉄(メトロ)乗り方や切符の買い方。(注意)2018年ICカード導入で紙の切符は無くなりました

国鉄<レンフェ>

国鉄(レンフェ)空港から市内は大体1時間約4本。市内まで2,60ユーロ(行き先によって変わります)がメトロよりスリは少なく段差もあまりないのでお勧めです。。
チャマルティン駅まで11分、ヌエボス・ミニステリオ駅まで18分アトーチャ駅 まで28分 プリンシペピオ駅まで38分  (始発05:58最終22:57)
マドリード・レンフェ近郊線路線図。空港ターミナル4は中央より少し右上の青い字でC-1と書いてあるところ。ヌエボス・ミニステリオから地下鉄の10号線やシルクラールに乗り換え、レコレトスで降りればシベーレス広場迄3分。アトーチャ駅やプリンシペピオ駅を通ります。メトロより比較的盗難少なく広くゆったりしているので座れる確率も高いです。
マドリードレンフェ近郊線路線図


切符はタッチパネルの自販機で。行先をアルファベット順で選んで購入。ここも係りの人がいるのでわからなければ手伝ってもらえます。

マドリード・アトーチャ駅の解説書、新幹線乗り場やメトロとの連絡口、空港行きエクスプレスバスの乗り場を図解入りで説明

まとめ


マドリードの空港は市内から14キロと近くいろんな方法でアクセスできるので便利です。空港から長距離バスに乗る場合はAlzaというバス会社も乗り入れているのでサンセバスティアンやビルバオ、セビージャに行く場合もターミナル4から直接バスに乗ることが出来ます。

*到着早々スリなどに注意して下さい。地元の普通の人々はとっても真面目で親切です。外国からきているプロのスリ集団が空港や観光地、ホテルなどで活躍しています。

タクシー、エクスプレス・バス、地下鉄、レンフェと4つの方法があるので行先と好みで選んでください。

ターミナルが航空会社のグループによって分かれているので調べてから出発しましょう。

楽しい旅を~ブエンビアへ!

マドリッド 空港ターミナル2から市内と市内から空港の行き方の説明

マドリードのバラハス空港にはターミナルが4つある。この記事では空港ターミナル2から市内と市内から空港ターミナル2への行き方を説明。
日本からマドリードにヨーロッパ系航空会社での到着だとほとんどがこのバラハス空港ターミナル2を利用となる。
*ターミナル2航空会社:エアーフランス航空、ルフトハンザドイツ航空、KLMオランダ航空、スイス航空、アリタリア航空、ブリュッセル航空等主要ヨーロッパエアーライン各社
ここではマドリードのバラハス空港ターミナル2から市内への移動、市内からターミナル2への移動を説明。

マドリード・バラハス空港ターミナル2


マドリードの空港には4つのターミナル

マドリードのバラハス空港4つのターミナルがある。国際線国内線という分け方ではなくエアーライン・グループごとにターミナルが分かれている。
*ターミナル1 中国航空や大韓航空、エジプト航空トルコ航空など
*ターミナル2 スター・アライアンスとスカイチーム
*ターミナル3 未使用
*ターミナル4イベリア航空と英国航空などワンワールドを中心としたグループとエミレーツ航空等。

この記事ではマドリードの空港ターミナル2について説明

*ヨーロッパのシェンゲン協定の国は国境が無いのでマドリードからパリやフランクフルトへは国内線扱いです。最初のヨーロッパ到着地で入国、パスポートコントロールを受けるのでマドリッド到着時、出発時はパスポート検査は無い。
*各エアーラインがチェックイン手続きや飛行機に登場時に身分証明書の提示を要求するのでチェックイン時と搭乗時にパスポートのチェックが有る。
イベリア航空を中心にワンワールドグループのターミナル4については別に記事が有りますので参照してください。

マドリッド市内から空港ターミナル4への行き方4つの方法

マドリード空港ターミナル2から市内


空港ターミナル2から市内は4つの方法

 マドリードの空港ターミナル2から市内への基本の4つの方法を説明。①タクシー、②エクスプレスバス、③メトロ、④レンフェ(スペイン国鉄)を説明します

タクシー

無事到着後荷物を取って外へ出たら左へ
しばらくまっすぐ進みます
右側に出口が見えたらタクシー乗り場とバス乗り場
タクシーとバス乗り場
タクシー乗り場
タクシーは安全です。値段は均一料金で30€。空港から市内マドリッド環状線道路M30の内側は均一料金 30ユーロ。
*Ⅿ30はマドリード市内の外側をぐるりと走っている高速道路。ホテルがそれより内側だと均一料金です。それ以外はタクシーメーター制。大体30ユーロ位で到着です。
タクシーは安全です。特に夜や早朝、貴重品やスーツケースを持っての移動は目立ちます。公共の交通機関よりタクシーは目的地まで確実に連れて行ってくれるので安心です。タクシードライバー以外に4人乗れるがスーツケースの大きいのが4つはひとつのタクシーには積みきれないので分乗になる。

エクスプレスバス

市内と空港間を24時間エクスプレスバスが走る。5€で空港からシベーレス広場経由でアトーチャ駅まで約30分。タクシー乗り場の横の横断歩道渡るとバス停、スペイン語でParada de Autob パラーダ デ アウトブス。
バス乗り場へ
この横断歩道を渡るとバス乗り場、した写真の黄色いマークの所で待つ。
(注意:時間帯によってはシベーレス広場止まり)
エクスプレスバス
時間に寄るが20分~30分間隔。深夜は少し減ります。
*前から乗ってドライバーに5ユーロ支払います。
*現金の場合50€紙幣20€紙幣は断られる。10€紙幣等小さい紙幣を準備。
*VISAカードで支払い可(ICチップ付きのカードのみ)
マドリード空港エクスプレスバス
筆者撮影
*切符はバスを降りるまで失くさないように。時々検査員がやって来て正確な切符を持っていないと罰金です。
空港バス
*バス会社の公式ページ
シベーレスまで乗ればグランビア通りや地下鉄5番線のバンコ・デ・エスパーニャが近い。終点まで乗るとアトーチャ駅なので新幹線、地下鉄1号線や他のレンフェ(スペイン国鉄)に乗ることが可能

空港近辺ホテルシャトル

 空港近くのホテルの場合シャトルバスがあるケースが多いです。
このバス停から更に進むとシャトルバス用のバス停があります。空港近くのホテルでもシャトルバスが無いケースもあるのでそれぞれのホテルの条件から調べてください。

マドリード空港ターミナル2メトロ

マドリード空港ターミナル2のメトロは駅へは徒歩5分。
荷物を取り外へ出たら右へ移動。メトロの標識があるので矢印に従って移動。
マドリード空港ターミナル2
筆者撮影
上に登るスロープになったムービングウォークを登って行く。
マドリード空港ターミナル2
筆者撮影
更に矢印に従ってムービングウォークを移動。
マドリード空港ターミナル2
筆者撮影

この先下へ降りていくとメトロの駅

マドリード空港ターミナル2
筆者撮影
後はメトロと表示があるので下に降りていくとメトロの駅
メトロの切符
メトロの切符は紙の切符が無くなりすべてMultiというICカードになりました。一度しか使わなくても2ユーロのMultiを購入する必要があります。日本のSuica やicocaと同じプリペイド型のカードです。複数人でも使うことが可能です。空港サプリメントが3ユーロ別にかかります。
マドリードメトロカード
空港の自動販売機でまずMulti付の切符を購入してください。
自動販売機はタッチパネル。英語を選べます。この後も何度か乗るようなら10回券を購入してもよいと思います。
メトロの切符自販機

<マドリードの地下鉄(メトロ)乗り方と切符の買い方2018年最新版>

 

スペイン国鉄<レンフェ>の場合⇐2019年6月から一部工事中

*2019年6月から11月市内から空港を結ぶ一部の路線で工事が始まりました。乗換が多くなるので荷物が多い場合はお勧めしていません。空港ターミナル4からチャマルティンまでは乗り換えなし。

ターミナル2にはレンフェは来ていないので空港間の無料バスでターミナル4まで移動してからレンフェ鉄道に乗ってください。

長距離バスもターミナル4からになります。外に空港のターミナル間を移動している無料シャトルバス乗り場が有るのでそれで移動します。

 

市内からマドリード空港ターミナル2へ


タクシー

タクシーは均一料金で30ユーロです。流しを拾っても安全です。ホテルなどから電話で呼んでもらっても30ユーロ均一料金です。

エクスプレスバス
 アトーチャ駅かシベーレス広場から5ユーロです。

*50ユーロ札は受け取って貰えないのであらかじめ小さくしておきましょう。

*貰った切符はバスを降りるまで保管しておきましょう。

アトーチャ駅のエクスプレスバス乗り場

アトーチャ駅は非常に大きく出口が沢山ある。大きく分けると新幹線の乗りいれているPuerta de Atochaプエルタ・デ・アトーチャ側と近郊線が乗りいれているCercaniasセルカニアスに分かれる。エクスプレスバスが発着するのはCercaniasセルカニアス側。

タクシーでアトーチャ駅に行く場合はエクスプレスバスとタクシードライバーに告げる。

地下鉄や近郊線、新幹線(Ave)で到着したらCercaniasセルカニアスへ移動し外へ出る。

下の写真はCercanias近郊線の出口を出たところ

マドリードアトーチャ駅
筆者撮影

下の写真の標識の上の文字Salidaは出口、その下の小さな字Avda Ciudad de Barcelonaの方へ移動。

マドリードアトーチャ駅
筆者撮影

上に上って行くエスカレーターがあるので地上へ出る

マドリードアトーチャ駅
筆者撮影

外へ出ると路線バスのバス停がある。左後ろを振り返ると大きな時計が付いた塔が見える。

マドリードアトーチャ駅
筆者撮影

バスがいないとわかりにくいかもしれないが写真のバスの後ろの大きな時計を目印に。

マドリード空港行きエクスプレスバス
筆者撮影

横から見るとこんな感じ。

空港行きエクスプレスバス
筆者撮影

空港に着くと到着ロビーのある地上階につくので出発(salida)ロビーの有る1階(日本の2階)へ移動。

メトロ

メトロ8号線でターミナル1,2に行くことが出来ます。早朝6時頃から深夜0時ころまで動いています。スリなどに注意してください。

空港サプリメント3ユーロが必要になります。切符を買う時又は到着地でも自動販売機で手続きが出来ます。

スペイン国鉄<レンフェ>

ターミナル2にレンフェは来ていないので市内からレンフェでターミナル4へ移動後空港内の無料シャトルバスで移動。または市内からレンフェでヌエボス・ミニステリオまでその後地下鉄8号線でターミナル2までとなります。

下はマドリードのアトーチャ駅の解説です。

マドリード・アトーチャ駅の解説書、新幹線乗り場やメトロとの連絡口、空港行きエクスプレスバスの乗り場を図解入りで説明

マドリードの地下鉄(メトロ)乗り方や切符の買い方。(注意)ICカード導入で紙の切符は無くなりました

 

マドリードの地下鉄(メトロ)の乗り方や切符の買い方について説明します。マドリード地下鉄(メトロ)の切符は2017年11月から全てICカードに変わり紙の切符は無くなった。一回乗るだけでもICカード=MULTIムルティを購入することになるがMULTIムルティは一旦買えばチャージしながら使っていける日本のSUICAや ICOCAと似ている。違いは複数人で一枚のMULTIムルティを使いまわしても大丈夫、そして市バスにも使う事が可能。日本の切符の様にどこの駅からどこの駅までではなく何回乗るかのチャージ。ただ複数人で使う場合は同じ目的地で降りる場合のみ可能となる。地下鉄(メトロ)の出口に改札は無いが時々抜き打ちの検査があり切符を持っていいないと無賃乗車扱いとなるので注意が必要。必ず同じ行程を移動する場合のみ一枚のICカードで使えると思ってほしい。(同じ駅で下車する場合のみ)

マドリード地下鉄(メトロ)


基本情報

マドリードの地下鉄(メトロ)は解り易く便利。1号線から12号線とR線で合計13路線は色分けされていて非常に明確。

時間:朝6時から02時まで(最終メトロ発01:30分)頻繁に動いている。

マドリード地下鉄
筆者撮影

注意:夏休みなど人の少ない時期にひとつの路線全駅が長期間の路線工事に入る時があります。必要区間に無料バスが走ります。又は工事で一時的に閉鎖されている駅なども有ります。

マドリード地下鉄路線図(Plano de Metro)は各地下鉄の駅に無料で置いてあるので自由に取れる。いつも持っておくと便利です。

マドリード地下鉄切符
筆者撮影

マドリード地下鉄路線図

マドリード地下鉄路線図
metro de madrid

マドリード地下鉄切符の種類

sencillo 一回券=1,5€から2€(5駅目まで1,5€/6駅目1,6€/7駅目1,7€と上がり10駅以上は2€均一)出るときに検札はない。(という事は1,5€でどこまでも行けるわけですが乗るのから買うという事です)

 *初めて購入の時のみICカード「ムルティー」の金額2,5€が加算される*1回券は購入の日のみ使用可

Abono 10 Viajes10回券10回分の回数券(市バスも可で複数人でも使える)12,20€(物価高騰中につき2023年6月30日まで半額中)

*初めて購入の時のみICカード「ムルティー」の金額2,5€が加算される。

 

Targeta Turisticaツーリスト切符=1日券から7日券まで。市バスと市内のレンフェ(スペイン国鉄)にも乗れて空港サプリも含む。当然ですがツーリスト切符は1人1枚購入が必要。

1日券8,4€、2日券14,20€、3日券18,40€、4日券22,60ユーロ5日券28,80€、7日券35,40€(6日券は無い)

 

どのくらい使うのか、ホテルの位置や1日の動き方でかなり個人差がある。空港から乗るならツーリスト切符は空港サプリメントの3€とムルティーが含まれるので1日券を購入するとお得感ありますね。それぞれの動きによって違うのでどれを買うのか考慮してみてください。

マドリードはタクシーも安くて安全です。夜遅くや荷物が多いときはタクシーを勧めています。

*空港からのメトロにはスリもいますので貴重品に注意。

<マドリード地下鉄ICカードムルティーmultiこれです>

マドリードメトロカード

路線は色分けされていて解り易い

黄色は3号線、茶色は4号線、グレーは6号線と色分けされている。写真一番下の緑のSALIDAは出口の事。

マドリード地下鉄
筆者撮影

 

改札は全て自動改札機で入る時は体の右側にMUTLI(ICカード)を持ち緑色の所にタッチ(他の種類の機械もある)すると正面のガラスの入り口が開く。駅によって入口の形は様々。

マドリード、メトロ乗り方
筆者撮影

ここにMULTI(ICカード)をタッチすると扉が開く。

マドリード、地下鉄乗り方
筆者撮影

各号線の番号や色と最終駅の名前を確認しながら進めば行先のホームに着けるようになっている。

マドリード地下鉄
筆者撮影

ホームにも3号線なら黄色という風に色で確認でき解り易い。

マドリード地下鉄
筆者撮影

ホームに次の電車あと1分の掲示板。地下鉄は頻繁に来る。

マドリード地下鉄
筆者撮影

乗り換える場合は写真の様に3号線はこっち4号線はあっちと矢印があり、さらに最終駅の名前を見ながら進むと乗りたい地下鉄ホームへたどり着ける。

マドリード地下鉄
筆者撮影

 

外へ出るときは検札はないのでSALIDA=出口の矢印に進み下の写真の様に頭上に緑の矢印がある方へ進むと自動的に扉があく。

マドリード地下鉄

地下鉄の駅によってはこのように簡単な出口も。いずれにしても出口には切符の検札は無い。SALIDAという標識を目指していけば外に出られる。

マドリード地下鉄
筆者撮影

SALIDAの標識。地下鉄駅により出口が何か所かあったり更に道の両側に出口があったりするときはこのようにどちらが近いかの矢印がある。

マドリード地下鉄
筆者撮影

 

マドリード地下鉄(メトロ)切符の買い方


マドリード地下鉄切符の自動販売機の基本操作

 

マドリードの地下鉄の切符は全てタッチパネルの自販機で有人切符売り場は無い。

アドリード地下鉄切符売り場
筆者撮影

自販機タッチパネルの最初の画面はこれ。「メトロ・デ・マドリード」「マドリード地下鉄」のロゴが出ている。この画面に触れると購入画面に変わる。

マドリード地下鉄、切符自販機
筆者撮影

タッチパネルに触れると購入画面に変わる。このままだとスペイン語。

マドリード地下鉄切符自販機
筆者撮影

左上に言語を選択できるボタン。英語、フランス語、ドイツ語から選べる。

マドリード地下鉄切符自販機
筆者撮影

左端のイギリスの旗の所を手で触ると画面が英語になる。使いやすい言語を選んで使ってください。

マドリード、メトロ切符自販機
筆者撮影

初めて切符を買う場合はMULTIと一緒に切符を購入します。この右側のAcquire card=カードを入手をタッチ。すでにMULTIがあれば左側のInsert Your Card=カードを入れるをタッチする。(下の方に別途MULTIを持っている場合の項目あり)

マドリード地下鉄、自販機
筆者撮影
10回券の場合

ここから10回券の買い方。ツーリストパスや一回券は下の方別項目。英語に変更しても一部はスペイン語のままです。この状態だと一番上の1VIAJE=1回券が選択されている。10回券を購入なら右側の矢印を触り10VIAJESを選択する。

マドリード地下鉄切符自販機
筆者撮影
マドリード地下鉄切符自販機
筆者撮影

右側の矢印をタッチして10VIAJESを選択し下のACEPTOボタンにタッチ。

マドリード地下鉄切符自販機
筆者撮影

画面が変わりメトロブス10回券と一番上が選択されているので下のACEPTOボタンにタッチ。金額は12,20€と出ている。再び下のACEPTOボタンにタッチすると画面が変わる。

マドリード地下鉄切符自販機
筆者撮影

10回券の金額12,20€ににMULTIの値段2,5€が加算され14,70€となった。20回分入れるなら右下の+を押して数字を2にする。

マドリード地下鉄切符自販機
筆者撮影

これで良ければ下のACEPTOボタンにタッチする。

マドリード地下鉄切符自販機
筆者撮影

レシート必要ですかの画面になるので必要ならSI不要ならNOにタッチ。

マドリード地下鉄切符自販機
筆者撮影

カチッと音がしてお金を入れるところとクレジットカードの差し込み口が提示される。

マドリード地下鉄切符自販機
筆者撮影

 

支払い方は下の方「マドリード地下鉄自販機の支払い」に説明してあります。

ツーリストパスの場合

最初の画面から右側の矢印を下の方へ移動しAEROPUERTOをもう一度押すとツーリスト切符に文字が変わる。

マドリード地下鉄切符自販機
筆者撮影

写真の様に矢印を下していくと「DE 1A 7DIAS」「1日券から7日券のツーリスト切符」選択されている文字が変わった。

マドリード地下鉄切符自販機
筆者撮影

これで良ければ下の緑色の文字ACEPTOボタンにタッチする。

マドリード地下鉄切符自販機
筆者撮影

通常と子供という意味の画面に変わる。

マドリード地下鉄切符自販機
筆者撮影

通常の市内利用ならTURISTICO ZONA AツーリストゾーンA。郊外線に乗る場合はその下のすべてのゾーン用になる。地下鉄マップで確認して選んでください。

マドリード地下鉄切符自販機
筆者撮影

ここでは通常のツーリスト切符を選択。このままだと1日のツーリスト切符なので2日券や3日券の場合は金額の上の矢印で変更できる。下の緑色の文字ACEPTOにタッチする。

マドリード地下鉄切符自販機
筆者撮影

合計金額が表示された。空港からの場合の空港サプリメント3€もMURUTIの2,5€も含まれる。これで良ければ下の緑色の文字ACEPTを押して支払い。

マドリード地下鉄切符自販機
筆者撮影

コインや紙幣を入れる場所とクレジットカードを差し込む場所が支持されるので支払って完了。支払い方は下の方「マドリード地下鉄自販機の支払い」に説明してあります。

マドリード地下鉄切符自販機
筆者撮影
一回券の購入の場合

マドリードの地下鉄は以前均一料金だったが今は最高2€まで値段が変わる。最初の5駅目までは1,5€で6駅目は1,6€7駅目は1,7€。なので一回券の場合のみ行先を選ぶことになる。

1VIAJE=1回券の所の色が少し違うので選択したことになっている。

マドリード地下鉄自販機
筆者撮影

画面下の緑色の文字ACEPTO ボタンにタッチすると画面が下の写真の様に変わる。

メトロマドリード地下鉄切符
筆者撮影

 

通常のメトロ市内ならAゾーン(地下鉄の路線図で確認できます)写真下は一番上のSENCILLO METRO ZONA AはA-Zoneの一回券が選択されている。これで良ければ下の緑のACEPTO 文字ボタンにタッチする。

マドリード地下鉄切符自販機
筆者撮影

画面が下の写真の様に変わりの次は行先を探す。まずは何号線に乗るのかで地下鉄(メトロ)の号線の一覧が出るので路線図で調べておいてその番号を押す。ここでは3号線でソルへ行くことにします。黄色い3をタッチ。

マドリード地下鉄切符自販機
筆者撮影

画面が下の写真の様に変わり今度はアルファベット順に駅名が出るのでSolを見つけてタッチする。

マドリード地下鉄切符自販機
筆者撮影

(下)MULTIの2,5€とソルまでの一回券1,5€で4€と金額が表示された(乗る駅の数によって最高2€まで)。下の緑の字ACEPTOボタンにタッチする。もし二人分買うならその上の数字を1から2に+で変更できる。(繰り返しになりますが1枚のMULTIで2回分入れて2人で使えます)

マドリード地下鉄切符自販機
筆者撮影

ACEPTを押すと下の様に画面が変わる。これはレシートが必要かどうかの質問。いるなら上の緑のYes,不要なら下のNoにタッチする。赤いびっくりマークは一回券は本日しか使えませんよの注意。

レシート必要ならYESにタッチ

マドリード地下鉄切符自販機
筆者撮影

レシート不要ならNOにタッチ

マドリード地下鉄切符自販機
筆者撮影

 

マドリード地下鉄自販機の支払い

カチッと音がして料金を入れるところに電気が着くのでカードか現金で支払い。現金はコインと紙幣が可能。

 

カードならここへ。カードの場合はここにクレジットカードを挿入。

マドリード地下鉄(メトロ)切符自販機
筆者撮影

画面が暗証番号を入れてくださいになる。大切な暗証番号は片手で隠して入れましょう。

マドリード地下鉄自動販売機
筆者撮影

 

暗証番号入力用のパネル。最後にOKを押して終了。

マドリード地下鉄切符自販機
筆者撮影

 

コインならここへ入れる。

マドリード地下鉄切符自販機
筆者撮影

機械の種類がいくつかあってお金を入れるところが違うが紙幣の場合は下の写真の様にユーロの紙幣の絵が入っている。

注意:50€紙幣や20€紙幣も入るがおつりはコインになり全部20セントと50セントで出てくる可能性もある。スロットマシンみたいになります。

マドリード地下鉄切符自販機
筆者撮影

ムルティーを持っている場合

ムルティーを既に持っていてチャージする場合を説明します。画面にタッチして左側のInserte su tarjeta=あなたICカードを入れてくださいにタッチすると次の画面でICカードを入れてくださいとなる。

マドリード地下鉄切符自販機
筆者撮影

ムルティーを入れるところが電気で光るのでそこにムルティーを差し込む。

マドリード地下鉄切符自販機
筆者撮影

後は上記説明の初めて切符を買う場合と同じで一回券を買う場合は下のACEPTOをタッチ。

マドリード地下鉄切符自販機
筆者撮影

一回券を買う場合のみ移動駅数で1,5€から2€の違いがあるのでどこまで行くかの細かい設定。ここからは上記を参照してください。

マドリード地下鉄切符自販機
筆者撮影

10回券を買う場合も上記と同じで右側の矢印をタッチして10VIAJESに移動させ下のACEPTOをタッチして選択する。

マドリード地下鉄切符自販機
筆者撮影
マドリード地下鉄切符自販機
筆者撮影

合計12,20€なのでクレジットカード又は現金で支払いをする

マドリード地下鉄切符自販機
筆者撮影

レシートいりますかの質問なので必要ならSi不要ならNoをタッチすると支払いとなる。カード、現金で支払いが可能です。

マドリード地下鉄切符自販機
筆者撮影

支払い方法は上記を参照してください。

空港から又は空港へは空港サプリメント3€が必要


空港から地下鉄に乗る場合と空港に到着する時のみ3€のサプリが必要。持っているMULTIに後からチャージも出来るし初めて空港から購入するなら同時にサプリメントを入れて購入もできる。または購入した後に再び3€のサプリメントを加算も可能。空港は通常係りの人が何人かいる。わからなければ助けてもらいましょう。

写真はマドリード・バラハス空港ターミナル2の地下鉄切符売り場。着いたばかりの外国人の観光客が多いのでいつも混んでいます。

マドリード地下鉄
筆者撮影

 

エレベーター正面は随分人がいましたが横の方は誰も並んでいません。混んでいたら周りを少し確認すると空いている機械があることも。

アドリード地下鉄切符売り場
筆者撮影

 

空港から市内へ地下鉄の場合

上記説明と同様にタッチパネルに触れて進んでいきこの画面になる。今このままだと一番上の1回券(1VIAJE)が選択されているのでAEROPUEROTOに右側の矢印を触って下げていく。

マドリード地下鉄切符自販機
筆者撮影

選択すると下の様に支払い画面に変わる。MULTIが2,5€、10回券が12,20€、空港サプリメントが3€合計17,70€。これで良ければ右下の緑の字ACEPTOをタッチ。

マドリード地下鉄切符自販機
筆者撮影

下の画面は上記と同じくレシートいりますかの質問なので必要ならSI不要ならNOを押して支払いになります。カード、コイン、紙幣で支払えます。(クレジットカードのみの機械もある)

マドリード地下鉄切符自販機
筆者撮影

 

市内から空港到着時も機械で支払える

市内から空港に行くときも先に3€の空港サプリメントをチャージしておくことも出来るし、到着した時に自販機で3€のサプリをチャージすることも可能。たまたま残っている回数券で地下鉄に乗って空港に到着した場合、到着地の空港でもサプリメントの3€を支払うことが出来る。

(下)マドリード空港ターミナル4の地下鉄到着のホールに3€のサプリメントを入れる機械が並んでいる。

マドリード地下鉄切符自販機
筆者撮影

タッチパネルに触れると下の写真の様に[ICカードを入れてください]と表示されるので自分のMULTIカードを入れて3€を支払い自動改札へ進む。3€のサプリメントがチャージされていないと改札は通れない。

マドリード地下鉄切符自販機
筆者撮

最後に

以上マドリード地下鉄の乗り方と切符の買い方をまとめました。説明を読むと長いですがタッチパネルに触って進んでいくと簡単に使えます。制服を着たマドリード地下鉄の職員がいるので困ったら手伝ってもらえる。お金を出し入れする時、電車の中はスリなどに注意してください。マドリードの地下鉄は非常に解り易く便利です。使いこなすと旅行者の強い味方となります。くれぐれも盗難だけは注意して楽しいご旅行を~。BUEN VIAJE!