マドリードのセバダ市場のバル(メルカード・ラ・セバダ)魚屋のバルと市場の中は新しい食事スポット

 

メルカード・ラ・セバダ(セバダ市場)はマドリード旧市街のラ・ラティーナに位置する古い市場でソル広場やマヨール広場から歩いてすぐの所にある。日曜日はラストロ(蚤の市)もあり劇場や市場があるディープな地区だ。メルカード・ラ・セバダ(セバダ市場)はもともと16世紀に穀物を集めた市が立ったところに19世紀に鉄の建物が作られ現在でも広さはマドリードの市場で一番大きい。このところの郊外型のショッピングセンターとグロバリゼーションですっかり忘れ去られた存在でシャッターが下りている店舗も目立っていた。セバダ市場の中のある魚屋が土曜日にバルを始めたら次第に口コミで人気が出て他の店も土曜の午後にも仕事をやり始めた。今は毎週土曜日の11時から17時と第一日曜日の11時から17時まで。(注意*第一日曜日が復活祭等連休に重なる時は次の週になったり不定休な時も。)

 

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セバダ市場=メルカード・ラ・セバダ

メルカード・ラ・セバダ(セバダ市場)はマドリード中心部にある今も普通の生鮮食料品を扱う市場。マヨール広場からだとほんの950メートル、10分ほど下り坂を下りたところだ。平日は今も主婦や主夫たちがお買い物をしている。今もスペインの市場の中にはバルやレストランが入っていて買い物途中の人がお茶を飲んだり市場の新鮮な食材で作ったランチを食べるのは昔から行われていた。

<メルカード・ラ・セバダ、セバダ市場外観>

セバダ市場
筆者撮影

しかし郊外型の大型ショッピングセンターやスーパーマーケットが多くでき、さらに若者はこの地区にあまり住んでいなく高齢化が進んでいた。市場の店主も高齢化し後継者がいないままシャッターが下りたままの状態の店舗が増えていた。

<メルカード・ラ・セバダ。セバダ市場内部>

セバダ市場
筆者撮影

そんな中法律の改正もあり生鮮食料品店でも飲食が出来るようになり酒類(一部除く)の提供が可能になった。そこで若い魚屋の店主が土曜日に魚貝のつまみとワインやビールの小さなバルを始めたのが2015年頃。

<メルカード・ラ・セバダ、セバダ市場魚屋>

セバダ市場
筆者撮影

次第に口コミで人気が出て今はかなり混みあっている。新鮮で安いのが魅力だ。これとかあれと指させばいいので言葉の問題も無い。キッチンは無いので茹でるかセビチェの様に準備されたものだけになる。嬉しいのは地元のお客さんが多いのと働いている人も地元のスペイン人たちで観光客に辟易していなく対応が良いので気分が良い。

<メルカード・ラ・セバダ、セバダ市場魚屋>

セバダ市場
筆者撮影

私たちはまずマテ貝を頼んでみることにした。マテ貝はスペイン語でナバハス。砂抜きがちゃんとできていて茹でた後アリオリソースをかけてくれた。新鮮でおいしい。

<マテ貝、ナバハス>

セバダ市場
筆者撮影

満足したので追加に何しようか…と悩んでタコのガリシア風にします。タコはスペイン語でプルポ。今スペインのタコは値段が上がっていてガリシアもマドリードも値段は変わらないし高くなった。スペイン沖ではあまりとれなくなっていてモロッコ産が増えている。タコの味がスペイン産かモロッコ産かわかる程の通ではないので安くておいしければ満足だ。この分量だとレストランで今18ユーロはするのがセバダ市場で10ユーロ、これは即決いただこう。

白ワインはルエダ(カスティーリア・レオン)にする?アルバリーニョ(ガリシア)にする?と聞いてくれた。どちらも魚介類に持ってこいのさっぱり系です。私はルエダが好きなので「キエロ、ドス、コパス、デ、ルエダ、ポルファ」ワインの値段はたぶん一杯1ユーロ。

<タコのガリシア風、プルポ・ア・ラ・ガジェガ>

セバダ市場
筆者撮影

ちょっと満足したので色々他も見てみよう。魚屋が成功して人が来るようになったので他の店も土曜日の午後は休んでいたのがタパスや軽食を始めるようになったらしい。カウンターがあるところは元から市場内のバルとして営業していたところ。

<メルカード・ラ・セバダ、セバダ市場内部>

セバダ市場
筆者撮影

<セバダ市場内部>

セバダ市場
筆者撮影

寿司屋があった。最近どこにでもあるけどね。ブラジル人オーナーで日本に行ったことは無いが日本食店で修業して来たらしい。寿司とラーメンがあって配達もします。今回は試していないので何とも。また今度きますと言って別れて来た。

<セバダ市場、すし屋>

セバダ市場
筆者撮影

ハンバーガー屋は大きなビールを楽しんでいる北方系のヨーロッパ人が楽しそうに頬張っていました。

<セバダ市場、バル>

セバダ市場
筆者撮影

古本屋はゆっくり見たいけど今日はもうワイン飲んだので無理。面白い本が見つかる事が有るのですが。おじさんが真剣に何かを探していた。

<セバダ市場、本屋>

セバダ市場
筆者撮影

ビノテカ(ワインショップ)はかなり混んでいる。各地のワインが楽しめそうです。ここは平日もやっていた記憶がある。夫があまり飲めないので今日は残念ながら見るだけ。

<セバダ市場、ビノテカ>

セバダ市場
筆者撮影

他にもいろいろピンチョやタパス等があり一回りしたら楽しめる。

<セバダ市場、バルのピンチョ>

セバダ市場
筆者撮影

なんといってもサン・ミゲール市場(マヨール広場横)の様に混んでいないしお店の人が感じが良い。まだこれから頑張る人達のエネルギーに満ちている。

私たちは次は何をいただくか散々迷ってここにしようか・・・・。ここは平日もやっているバル・レストラン。手書きの看板も気に入ってカウンターに座ってみた。

<セバダ市場、バル・レストラン>

セバダ市場
筆者撮影

カウンターの中のセニョールはさっきから大鍋でパエリアを作ったりお皿を洗ったり忙しそうだ。振り向いてくれるだろうか(スペインではお客様が威張ってお店の人を呼びつける事はご法度です。気が付いてくれるのを遠慮深く待ちます)。カウンターでは市場の他の店からコーヒーやリキュール飲みに人がひっきりなしにやって来る。地元の人が来る店は基本美味しいに違いない。ここに決めた!。

<セバダ市場、バル・レストラン>

セバダ市場
筆者撮影

中の大きなセニョール怖そうだけど、初めてのお客でアジア人ですが振り返ってくれるでしょうか・・・と、そんな心配は必要なくすぐに「何する?」と聞いてくれた。グラスの赤ワインとエントレコット(牛肉)を注文。焼き具合も聞いてくれジュウジュウと目の前で焼いてもらいシェアーしました。平日は定食もやっているそうです。

<セバダ市場、エントレコット>

セバダ市場
、 筆者撮影

つまみも出してくれました。ラッキーにもセニョールがさっき作っていたパエリアが出来上がった。ウン、美味しかったです。店主はぶっきらぼうで愛想も何もないけどスペイン人らしい「良い人感」満載でした。マドリードの人に良くある媚びていなくて相手のリアクションは全く気にしていないけど実は優しい善良なおじさん。慣れるまでビビるけど解ってきたらこれは大変居心地いい「ほっといてくれる感」。

<セバダ市場、バルのつまみ>

セバダ市場
筆者撮影
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場所

*メトロ*5番線ラ・ラティーナ下車すぐ。。メトロを降りたらすぐ見えますがわからなければ「メルカード・ラ・セバダ?」と地元っぽい人に尋ねてください。誰でも知っている昔からある市場です。

*又はマヨール広場やソル広場から徒歩で10分とか15分です。

メルカード・ラ・セバダ=セバダ市場営業時間

市場自体は平日の9時から14時、お昼休みをはさんで17時30分から20時30分、土曜日9時から18時。通常やっているバルやレストランはこの時間帯で営業。

*魚屋のバルが出るのは土曜日11時から17時30分と第一日曜日(復活祭の日曜日などは翌週に変更になる)メルカード・ラ・セバダ(セバダ市場)の公式ホームページはまだ準備中の様です。