日曜日の朝はラストロへ、マドリードの蚤の市

マドリードの地元の人達に長年愛されている蚤の市、スペイン語でエル・ラストロという。朝の9時から15時頃までバーゲン会場の様ににぎわっている。エル・ラストロはマヨール広場から歩いて行くとずっと下り坂。日曜日の午前中マドリードにいたらラストロへ行こう。

日曜日マドリードにいたらラストロに行こう


日曜日の朝の蚤の市=ラストロ

日曜日午前中のマドリッドの蚤の市の事をラストロと呼ぶ。こんなもの売れるのかちう物から日常品や衣料品、キッチン用品や骨董品。その中にもキラッ光る宝物が見つかるかも。

ソル広場から歩いても充分行けるしマヨール広場から又は地下鉄ラ・ラティーナからならすぐです。午前中だけですが朝10時頃から15時頃まで。そうスペインの午前中は15時までランチを食べるまでを午前中。12時過ぎると大混雑です。スリに注意!

 

ラストロ行きかた「マヨール広場かラティーナから」

<マヨール広場から>

マヨール広場からだと下写真フレスコ画のある方を背中にアーチをくぐって下って行く。

下の写真がマヨール広場。このフレスコ画がある方を背中に

マヨール広場
plaza mayor 筆者撮影

アーチの向こうにサンイシドロ教会。マドリッドの守護聖人サンイシドロを祀る教会です。  教会の方に向かって歩いていく

マヨール広場のアーチ
マヨール広場、筆者撮影

 

教会の少し先がラストロ。ずっと下って行けば迷子になりません。

旧市街は通りの名前がセラミックに描かれていてこれも楽しめます。ここはトレド通り。calle de Toled

トレド通り
トレド通り、筆者撮影

 

 

暫くすると分かれ道。真っ直ぐ下っていきます。

分かれ道
ラストロへ、筆者撮影

 

エストゥディオ通り
エストゥディオ通り、筆者撮影

エストゥディオ通り

<メトロ・ラ・ラティーナから>

<メトロ5号線・ラ・ラティーナ>降りたらすぐ屋台がいっぱい見え始める。ここはマルドナーダ通り。

メトロ5号線ラ・ラティーナ
ラティーナの地下鉄、筆者撮影

この通りを人が沢山いる方に歩いて行けばラストロの中心部に着ける。

マルドナド通り

 

ラストロの中心 プラサ・デ・カスコーロ

マヨールからの下り坂とラティーナからの道が合流するのがこの広場。カスコーロ広場。plaza de cascorro

このあたりがラストロの中心になります。

真っ直ぐ下って行くメインの通りが<リベラ・デ・クルティドーレス>Ribera de Curtidores皮なめし職人という意味で今も何件かの皮のなめしのお店が残る。

ラストロの中心カスコーロ広場

とにかく坂道を下っていこう。玉石混合ですが目で楽しめます。あ、スリに気をつけてね。

リベラ・デ・クルティドーレスの通りのセラミック。皮なめし職人が働いている絵です。

リベラ・デ・クルティドーレス通り

ラストロの店
ラストロ、筆者撮影

 

ラストロ、メイン通りの店
ラストロ、筆者撮影

 

メインの下り坂から路地を少右へし入ると骨董品屋さんが多い地区へ。

アマソナ通り<calle Amazona>

 

アマソナ通りの骨董品店
ラストロ、筆者撮影

 

ラストロ骨董品店
ラストロ、筆者撮影

さらに進むと広場に出る。この界隈本格的な骨とう品店が並ぶ

ラストロ、骨董品店
ラストロ、筆者撮映

老舗のバルでイワシはいかが

骨董品屋に混じって老舗のバル。ラストロに来たら絶対ここに入ろう。イワシをその場で焼いて食べれる。バル・サントゥルセ  Bar Santurce 看板壊れてるけど・・・気にしてないのが素敵。安くておいしい。

バル、サントゥルセ看板

イワシ一皿3.9ユーロ

イワシ

再びメインの下り坂の方に戻っていく

ラストロ、メインの下り坂
ラストロ、筆者撮影

 

このあたりは大体似たようなお店が多い。

ラストロ下り坂の店

 

右手の方に骨董品店が入る建物。一階と二階本格的な家具とかの合間に小さな小物。

ラストロ骨董品店
ラストロ、筆者撮影

動かなくてもデコレーションに使えそう

ラストロ
ラストロ、筆者撮影

 

セクシー栓抜き

ラストロ、栓抜き
ラストロ、筆者撮影

又メイン通りに戻るとここはポスターに自分の名前を入れてもらえる。お土産にいいかも

ラストロ、ポスターのお土産
ラストロ、筆者撮影

かわいい絵皿が沢山。

ラストロ、かわいい絵皿
ラストロ、筆者撮影

このまま下って行くと大きな広場と通り出る。

ラストロ,plaza de campillo
ラストロ、筆者撮影

大通り沿いは電機や工具類でいつもおじさん達でいっぱい。

工具屋さんとおじさん達
ラストロ、筆者撮影

家や車の修理に必要な小さな道具が見つかる。

家や車ン修理に使う道具
ラストロ、筆者撮影

 

後はメトロかバスで次の目的地へ

ここまで来たら右に行くと<メトロ5号線>プエルタ・デ・トレド左に行くと<メトロ3号線>エンバハドーレス。又はラストロのバス停があるので「C1」のバスに乗ればスペイン広場まで行けます。今日は右の方へ行ってみるとこんな感じ。

右に曲がってメトロ5号線へ
ラストロ、筆者撮影

ここまで来たら右の方に回り込むと<メトロ5号線>プエルタ・デ・トレド。オペラ、カジャオ迄乗り換えなし。

メトロ5号線プエルタ・デ・トレド
メトロ、プエルタデトレド、筆者撮影

左の方に道を渡るとバス停。3番のバスに乗ると王宮の手前、マヨール広場、ソル、グランビアまで行けます。

プエルタ・デ・トレド3番バス停
バス停3番、筆者撮影

3番のバスはソルまで

バスも乗りなれると景色がよく見えて楽しい。乗り方は前から乗って後ろから降りる。降りる駅の前にボタンで合図。地下鉄と同じICカードで乗れます。なければドライバーの所で一人一回1,5ユーロ支払って切符は降りるまで失くさないように。

 

神様はいると思った出来事。

あれはあるカトリックツアーの出来事

あの時はあるカトリックの神父様と信者さん達のツアーでした。フランスのルルドからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラ、アビラなどの聖地を巡るツアー。その日はガリシア地方のラ・コルーニャという小さな町で宿泊。次の日はサンティアゴ・デ・コンポステーラの観光後アビラという聖地まで600キロ以上の移動という凄い予定。

聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラ

明日ボタフメイロだって

ところが明日サンティアゴ・デ・コンポステーラで特別なミサがあり普段は見れない「ボタフメイロ」という大きな香炉を大聖堂で動かすのが見れるという情報が。今の予定は移動距離が長いので朝早く出発して簡単なサンティアゴ観光後アビラに向かう予定でした。それでも到着はきっと20時頃。現行の行程のままでは「香炉ボタフメイロ」は見れませんがと神父様に御相談。神父様随分悩まれましたが年配の方が多く移動距離も長いので今回は皆様にそれは伏せて予定通り早く出発をしてアビラに向かいましょうということに決定。

突然バスが故障

では出発という朝突然バスの調子が悪くなりボンボンボンと音を立てて止まってしまった。昨日まで絶好調に動いていた最新型バスが。アララ・・・・ドライバーも汗をかきながらエンジンを見たり計器を調べたりするけれどとても600キロは無理でしょう。

慌てて替わりのバスを探してもらうことに。ところがア・コルーニャの田舎からそんな距離を移動ができるバスがそう簡単には見つかるわけも無くやっと見つかったのが2時間後。田舎のスクールバスのようなのがやって来てさあ出発。このバスで着けるのかしら・・・・

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まさかの軌跡の到着

新しいおじいちゃんドライバー見た目よりやるなあって感じでビュンビュン飛ばしてくれてサンティアゴ・デ・コンポステーラ到着はそのミサの約15分前。杖のお客様も結構な数いらしたのですが皆さんやればできる。すごいスピードで大聖堂迄ダッシュ。奇跡的にミサに間に合い全員で「ボタフメイロの香炉」の香りに酔いしれました。

 

サンティアゴ・デ・コンポステーラ

アビラに到着したのは22時頃になりましたが皆さんこれぞ神様の導きと泣きながら喜んでくださり今思い出しても不思議な出来事でした。

サンティアゴ様有難う。

メルカード・サン・アントンはチュエカ地区にある市場系バル

チュエカ地区

マドリードに旅行に行ったらこの地区もショッピングにバルにおすすめです。グランビア通りから少し入ったフエンカラル通りとオルタレサ通り界隈。今の若者の流行の発信地。日本に無いようなブランドや個性的なお店が沢山あります。

昔はあまり治安の良いところではなく普通の人達は近づかなかった。少しづつインテリのゲイの人達が集まるようになって今は随分綺麗になっておしゃれなお店が沢山集まるようになりました。

地下鉄5号線チュエカを下りるとちょっとムードが違う。地下鉄の駅がもうなんだ不思議な世界に迷い込んだ感じ。グランビア通りからだと豪華なマクドナルドの前の横断歩道をテレフォニカのビルの方にわたりフエンカラル通りに入って行く。歩行者天国なのも歩くのにうれしい。

チュエカの地下鉄を下りるとホームはこんな感じ。(色や装飾はたびたび変わります。)

地下悦5号線チュエカ駅

 

駅を降りて少し歩くと大きな建物。この辺りはゲイの人達の地区なので7色のシンボルカラーのカーテン。このあたりは靴屋さんが多い。スペインの靴は安くて履き心地抜群。靴は絶対おすすめです。値段も安くデザインも個性的なものが見つかります。

メルカード・サン・アントン

メルカード・サン・アントン、入り口は虹色の旗

メルカードは市場という意味で昔は本当に市場だった。そこを再開発して飲食店が入るフードコートになっている。日本のガイドブックにはメルカード・サン・ミゲールの方が出ていますがあまりにもツーリスティックで値段も高いのでこちらをおすすめ。

1階(日本の2階)

エレベーターで1階に上がると(日本の2階)果物、魚などまだ市場が一部残っています。

一階は市場の部分が残る

食材屋さん。日本で見ないような豆とか赤いお米とかお料理する方なら楽しめます。

一階の市場

2階(日本の3階)

2階に上るとバルが何件もあってあっちやこっちのバルから買って好きなところで食べて大丈夫です。ワインやピンチョ、お寿司屋さんまであります。座れるところが少ないのでまず場所の確保これ大事。もちろん誰か残って荷物番してくださいね。

ワイン屋

 

おつまみ

 

寿司屋

言葉が通じなくても置いてあるのを指さして注文できるのが良いですね。中心部のサンミゲール市場より空いていて頼みやすいのもありがたい。

タパスひとつ1.5ユーロ。アンチョビとかタコとかの乗ったおつまみ。

ピンチョ

お手洗いもこの階にあって無料で使えます。

3階(日本の4階)

最上階まで登るとサロンになっていてゆっくりお食事するならこちら。テラスもあるけど真夏は暑そうでした。北のヨーロッパの人にはうれしいのかいっぱいテラスで飲んでる人がいました。中はソファーでゆったりした感じ。のんびりゆったり過ごしたいならここですね。

 

最上階はテラス

 

行き方

地下鉄5号線 chueca 下車すぐ。

この近くにバルがまだまだあります。ビールを頼むとタパスが付くお店をご紹介の記事はこちらです 「チュエカ地区おつまみ無料バル」

スペイン旅行の楽しみのひとつは食事。是非美味しいもの試して帰ってくださいね。

 

 

マドリードでバル巡り、チュエカ地区おつまみ無料バル3軒

スペインではバルは一軒で長居はせず何軒もバル巡りをします。今日はチュエカ地区へご案内。マドリードの中心部から少しだけ歩いたところにある若者の地区でおつまみ無料のバルを3軒ご紹介。地下鉄5号線(緑の線)で「チュエカ」で降りるか、「グラン・ビア」で降りるか又は中心部(ソルやカジャオ)から歩くかです。グラン・ビア通りにある豪華なマクドナルドを背中にしてテレフォニカの方に道を渡り並行に通るオルタレサ通りとフエンカラル通り界隈はちょっとスノッブな若者の街で新しいファッションの発信地区でもあります。同性愛者の多い地区でおしゃれなお店やレストラン・バルが沢山。(スペインでは同性愛者は弁護士やデザイナー建築家等も多く同性愛結婚も許可されていて偏見はなく市民権を得ています。)せっかくスペインに来ているから世界中どこにでもあるようなお店ではなくて個性的なお店が見たい方はこの界隈がおすすめ。サンアントン市場界隈やバルキージョ通りに行くと靴屋が沢山あってきっとお気に入りが見つかる。今日はそのチュエカ地区にあるタパスが無料のバルを3軒梯子します。

 

EL TIGRE(グランビアのロエベからすぐ)


インファンタ通りは王女様通りという意味。フィリペ世の4世の二人の娘のタイル。グランビア通りにあるロエベの横の路地を2分程突き当たりまで歩くと綺麗なタイルで通りの名前。その先にもう大きな看板 El Tigre が見えます。

チュエカ地区バル
筆者撮影

ティグレはスペイン語でタイガーという意味なので看板に大きなタイガー。Sidreria と書いてあるのは北スペインのアストゥリアス地方のシードラ屋です。どうやらシードラ屋はタパス無料が多いみたい。いつも地元の人でいっぱいです。

 

チュエカ地区バル
筆者撮影

ビールはスペイン語でセルベッサですが「カーニャ」と生ビールの事。日本の喫茶店でお水を入れる位のコップに生ビールを入れてくれる。ここのカーニャは少し大きめで一杯2.5ユーロ、 2人で行ったので5ユーロで無料タパスこんな大きいのが来ました。とてもお代わり無理でしたがもう一杯頼んだら別のものくれるそうです。

 

 

チュエカ地区バル
筆者撮影

写真は12時30頃なので少し空いていますが13時過ぎるころから地元民でいっぱいになります。夜も19時過ぎから混みますので早めに行きましょう。

チュエカ地区バル
筆者撮影

ここは本店で椅子もあるのでの良いですね。おなじインファンタ通り23番に支店もありますがこちらは椅子がありません。ビールのサイズも値段もタパスも同じです。

 

 

スペインは梯子酒なので次へ行きましょう。少し先の道の反対側

EL RESPIRO(エル・ティグレからすぐ)


エル・レスピロはエルティグレのすぐ近く。こちらは入口がバルで奥はレストラン。セルベッサ一杯2.3ユーロ でおつまみこんなに付けてくれました。

チュエカ地区バル
筆者撮影
チュエカ地区バル
筆者撮影

 

こちらも空いている時間に来ましたが何時も地元の若者でいっぱいです。椅子があるので早めに来れば座れます。

チュエカ地区バル
筆者撮影

定食は10ユーロでチョイスも多い。今日はバル巡りもう一軒行くのでまた今度来ます。

チュエカ地区バル
筆者撮影

もう一軒行きましょう。オルタレサ通りかフエンカラル通りを少し北に行くと小さな路地に何件かバルがあります。

 

INDALO TAPAS (メトロ・チュエカ近く)


こちらもセルベッサなどの飲み物に豊富なタパスが選べます。インダロ・タパスはチェーン店で市内の他の地区にも何軒かあります。外にテラスも有るのでお天気がいい日は外でセルベッサ飲むのも良いですね。

チュエカ地区バル
筆者撮影

セルベッサ(ビール)はダブルサイズ一杯2.95ユーロで無料タパス選べます。タパスが付くバルはセルベッサが普通のお店より大きめです。

チュエカ地区バル
筆者撮影

28種類あるそうで黒板にもそれ以外のタパスも書いてあってチョイスが多くメニューも写真なので指さしで注文できるのも嬉しい。

チュエカ地区バル
筆者撮影

今日はイカのフライとサーモンのカナッペにしました。どれも美味しそうです。

チュエカ地区バル
筆者撮影

 

ここからの移動は地下鉄5号線のチュエカの駅が直ぐ近く。乗り換えなしでカジャオまで2駅,オペラまで3駅で行けます。チュエカの地下鉄駅の手前には「メルカード・サン・アントン」。元々メルカード「市場」の中を再開発してバルとレストランが沢山入っています。市場も一部残してあり1階にスーパーマーケット。日本のガイドブックに紹介されているメルカード・サン・ミゲールよりも少し空いていますのでこちらでバル巡りを続けるのも良いですね。

 

ブエン・アプロベチョ

行き方

地下鉄 5号線グランビア徒歩5分

 

EL Tigre   住所  calle Infana 30

EL Respiro  住所 Calle Infanta 34

indalo tapas chueca   住所 calle Perez Galdos,7

 

 

スペイン語は簡単。旅行中これだけ知っていれば絶対役立つ便利な表現。

旅行中使えるスペイン語の簡単な使い方を紹介します。スペインを旅行しているとき言葉が通じるとずっと旅は楽しくなります。スペイン語は発音が簡単でカタカナ読みでほとんど通じます。英語で聞くより断然喜ばれるし通じたらとっても楽しい。せっかくスペイン旅行するならどんどんスペイン語を使って行きましょう。まずは挨拶と有難う、そして何処ですか?、これが欲しい?、出来ますか?等基本的な疑問形を覚えましょう。

 

スペイン語、まずは挨拶一番簡単なのはHOLA オラ

スペインでいつでもどこでも使える一番簡単なスペイン語。一日中知らない人でも電車の中やエレベーターで一緒になった人やとにかく誰でも挨拶をしましょう。一日中どこでも誰でも「オラ―」です。

日本で知らない人に挨拶しないですね。コンビニに入ってお店の人に「こんにちは」なんて挨拶すると怪しい人扱いかもしれませんがヨーロッパではどこでもまず最初に挨拶が基本。気さくで簡単なので「オラー」をまず最初に覚えてください。

その後おはよう

おはようございます buenos dias ブエノス ディアス

こんにちは  buenas tardes ブエナス タルデス

今晩は buenas noches ブエナス ノーチェス

「オラー」がまず最初に覚える重要単語です。

スペイン語で有難う グラシアス gracias

有難うも旅行する時に一番最初に覚えたい言葉。               もっと感謝したいときはムーチャス・グラシアスmuchas gracias、それでも足りない位感謝だったらムチシマス・グラシアスmuchisimas gracias

スペイン語ですみません、もしもし oiga オイガ

呼びかけるときに使えるスペイン語です。これですでに丁寧語なのでどこで使っても大丈夫。バルで何か注文するときや道を尋ねるために人に声をかけるときでも使えます。「ちょっとすみませ~ン」「オイガ―」「これ下さい」{オイガ~」

オラであいさつの後お店でもバルでも使えます。「オイガッ」でも「オイガアー」でも大丈夫。電話でもしもしも「オイガ」です。

スペイン語ですみません perdon ぺルドン

これも呼びかけるとき使えます。オイガと同じように道を尋ねたりバルで声をかけたり。英語のパードンのニュアンスなのでこちらに非ががあって軽く謝る感じの時も使えるスペイン語です。ドンの方にアクセントです。ぺルドォンという感じでドを強く発音します。バルでビールを頼む前、「オイガ、ぺルドン」これで大丈夫。

スペイン語で~へ行く Voy a~ ボイ・ア~

タクシーに乗ったとき等にスペイン語でうまく言えないけどここに行きたいという時。ボイア~のあと地図を見せるか住所を見せれば大丈夫。

xxホテルに行く Voy a hotel XX  ボイ・ア・オテルxx

xxバルに行く  Voy a Bar XX  ボイ・ア・バルXX

プラド美術館に行く Voy a museo del Prado.  ボイ・ア・ムセオデルプラド

日本に行くVoy a Japon  ボイ・ア・ハポン

スペイン語で~はどこですか? Donde esta ?ドンデ エスタ・・・?

xxホテルはどこですか?Donde esta el hotelXX?ドンデ・エスタ・エル・オテルXX

xxバルはどこですか?Donde esta el barXX? ドンデ・エスタ・エル・バルXX

お手洗いはどこですか? Donde esta el servicio ドンデ・エスタ・エル・セルビッシオ

el は男性名詞に付く定冠詞ですがなくても通じます。

 

スペイン語で~をください Dame ~(Deme~) ダメ~(デメ~)

いろんなシチュエーションで使えますね。Deme の方が丁寧。

鍵をください  Dame la llave (Deme la llave) ダメ・ラ・ジャーべ (デメ・ラ・ジャーべ)

レシートをください Dame un recibo(Demeun recibo)ダメ・ウン・レシーボ (デメ・ウン・レシーボ)

コーヒーを下さい Dame un cafe(Deme un cafe)ダメ・ウン・カフェ デメ・ウン・カフェ

スペイン語で~出来ますか?puedo? プエド?

英語のcan I~にあたるスペイン語なのでその後の言葉が無くても通じます。たとえば写真撮れますかと聞きたいときにカメラを見せてプエド?と尋ねれば教えてくれます。この部屋入っていいかどうか確認する等の時にプエド?と聞くと大丈夫ですか入っていいですか?になります。

一応構文にすると

写真撮れますか? puedo sacar foto?  プエド サカール フォト?

はいれますか? puedo entrar ? プエド エントラール?

食べてもいいですか?puedo comer? プエド コメール?

相手の答えは「出来る」なら シイ・プエデス Si,si  puedes 「出来ない」ならノープエデスNo ,no puedesu.となります。

スペイン語で~ありますか?Hay~アイ?

何かが有るか聞きたいときに使えます。

ホテル等で部屋が有るか、レストランでパンが有るか、友達に時間が有るか等に仕えます。

部屋は有りますか?Hay habitacion?アイアビタシオン?

パンは有りますか?Hay pan? アイ・パン?

時間は有りますか?Hay tiempo アイ・ティエンポ?

 

スペイン語で~が欲しい Quiero~キエロ

 

スペイン語のRは巻き舌ですがキエロ~で通じます。お店でこれが欲しい「キエロ これ~」と指させばわかってもらえます。バルで目の前の物を指さして「キエロ これ~」

アイスクリームが欲しい quiero un helado キエロ・ウン・エラード

これが2つ欲しい  queiro dos de estos キエロ・ドス・デ・エストス

 

スペイン語で~は欲しくない~はしたくないno quiero~

スペイン旅行中なぜか話がうまく通じなかったときに否定形も知っていると便利。断るときははっきり否定しましょう。

これは欲しくない no quiero esto ノー・キエロ・エスト。またはノーキエロだけでも大丈夫です。断ることが得意ではないのが日本人です。スペイン旅行中は自分の意志をはっきり表示しましょう。特に断るときノーははっきり言うようにしましょう。トラブルの元になります。あ、そんなに怒って言わなくてもいいんです。普通に断りましょう。

 

簡単なスペイン語まとめ

 

いかがですか?簡単なスペイン語を知っていると旅行中便利だと思います。スペイン語は発音がほとんど日本語と同じなのでカタカナで書いてそのままいえば通じます。簡単な言い回しをスペイン語で覚えておくと便利。スペインに行ったら頑張ってスペイン語を使いましょう。相手もスペイン語で話してくれるととっても嬉しいので喜んでくれます。

街はあまり英語が通じません。簡単なスペイン語を知っているだけできっと便利な事が有ります。

*バルに入ったときに使えるスペイン語はこちら

バルで使えるスペイン語

<マドリッド観光ルート>ソルからプラド美術館へ散策ルート

マドリードを歩いてソルからプラド美術館まで

今日はソルから

以前にスペイン広場からマヨールを歩いているので今日はソルからプラド迄歩いていましょう

SOLソル広場の正式名称はPuerta del Solプエルタ・デル・ソル=日本語にすると太陽の門広場。スペインの「0キロ」地点。今日はここからスタート。

「太陽の門」もともとここに城門があったが今は取り払われてい名前だけが残った。 すべてのスペインの道路はここから計られています。日本の東京の日本橋にあたるところ。

 

16世紀マドリードが首都になった頃は国王が住む宮殿から朝の太陽が昇るのが見えたそう。今は名前のみ残る。

 

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地元の人は「Sol」「ソル」=「太陽}と呼ぶ。記念にゼロキロ地点足で踏んでいく人が沢山です。

良く地元の人が待ち合わせに使うマドリッドのクマ。

昔この辺りは森だった。マドローニョ(ヤマモモ)の木が茂っていて
クマが実を食べているところがマドリッド市の紋章
マドリッド市に関係のあるものにはこのマークが付いています。

 

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例えばこれはゴミ箱
このように色々なところにこの紋章が付いています。
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地下鉄1号線2号線3号線 と国鉄(Renfe)が乗り入れています。
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地元デパートやお店や飲食店がいっぱいでこの辺りをセントロと呼ぶ

ソルからカジャオ(日曜祝日もお店開いています)

ソル(sol)からカジャオ(callao)はヨーロッパで1番混んでいる通り

この辺は日曜日、祝日もお店が開いています。

12月25日と1月1日のみお休みなので1年間363日営業です。
この通りにはスペイン・ブランド各種
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カジャオ(Callao)までお店が続きます。
レアル・マドリッドのオフィシャルショップも近く
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スペイン系・デパート エル・コルテ・イングレス「El Corte Ingles」
この会社はソルにあった小さな仕立て屋さんだった。
コルテはカットという意味でイングレスはイギリス。
「英国仕立て」と言う意味のデパートです。

地元デパート・カジャオ店グルメコーナー

エル・コルテ・イングレス・グラン・ビア通り寄りにあるカジャオ店9階にグルメコーナー

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ワインの品そろえも一流です。
写真は「ベガ・シシリア」の「バルブエナ」
「ベガ・シシリア」はスペイン・カスティーリャ・レオン州にある有名なワイナリー
原産地呼称制度デノミナシオン・デル・オリヘンのリベラ・デル・ドゥエロに所在。
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同じ「ベガ・シシリア」でも「ウニコ」(unico)2007年は215ユーロ
こちらはこのワイナリーの旗艦銘柄。
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他にももっと安い普段飲みのワインも数々あります。
産地ごとに置いてあるので探しやすい。
スペインワインは安くて美味しいので定評が有ります。
黒トリュフ等高級食材も揃います。
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各種バルも入っていて夕方は地元民で賑わいます。
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大きなテラス。外に出ると絶景です。
ここでお茶して休憩も良いですね。
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グランビアを歩こう

スペイン広場からアルカラ通りとの交差点まで1.6キロ。目抜き通りです。
カジャオからグラン・ビアをシベーレスまでゆっくり歩いても15分くらい
途中世界で1番豪華なマック。
元宝石店です。
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入り口は神殿風、中に入ると大理石張りでエレガント
同じお値段でお得感たっぷり。
グラン・ビアもこの辺りまで来ると110年前の建物がそのまま利用されていて
建築見ながら楽しく散策できます。
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シベーレス広場

 

グランビアからさらにアルカラ通りを進むとゴージャスなシベーレス広場

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シベーレスは広場の真ん中にある女神の名前。二頭のライオンに引かれた神話の女神で豊かさを象徴とする神様そして幸運の神様。
レアル・マドリッドが優勝するとここでお祝いもちろん選手もやってきます。
2010ワールドカップでナショナル・チームが優勝した時もここでキャプテン・カシージャスが優勝杯を捧げた。

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正面の立派な建物は元郵便局です。
しつこいですが郵便局だったんですよ〜〜

 

今はパラシオ・デ・シベーレス(シベーレス宮殿)と呼ばれ市役所が使っています
中に入って上の方までエレベーターで上がれます。手荷物検査がありますが無料です。

展望が良いバル、レストランもありますよ。

プラドの遊歩道へ

広場から綺麗な遊歩道街路樹が見事です。
ゴヤの時代に造られたパセオ・デ・プラド(プラドの遊歩道)
プラタナスの幹が200年前の道ということを証明しています。

 

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無名戦士のお墓

ナポレオン戦争で戦った民衆を祀った無名戦士のお墓オベリスク前に火が灯っていてこの場所自体が民衆の処刑場になったところです。

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ネプチューンの噴水

ネプチューンは海の神様。マドリッドのもう1つのチーム、アトゥレティコ・マドリッドが優勝するとここでお祝いです。マドリードのサッカーというとレアルマドリードが有名ですが地元人気チームのアトゥレティコは貧乏なのにレアル・マドリッドと互角に戦う凄いチームです。下町の人気チーム。なかなか優勝できないのでファンを「Sfridores」苦しむ人々と呼ぶ。

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ティッセン・ボルネミッサ美術館

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ミュージアムショップ迄は自由に入れます。
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元貴族のお屋敷をラファエル・モネオ(スペイン・ナンバーワン建築家)が改築。
月曜日12時半から無料です。
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ティッセン男爵2代の個人のコレクションだった物です。
遺産相続で作品がバラバラになってしまわないようにという希望で
スペイン文科省に売り渡された。個人のコレクションとは思えない膨大で質のいい作品を鑑賞出来ます。

 

プラド美術館

ネプチューンを挟んで反対側にプラド美術館
閉館2時間前から入場無料(平日18時から日曜17時から)
無料でも切符売り場には並びますのでそれぞれ各時間の30分〜40分前には並びましょう。
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サグラダ・ファミリア 教会

サグラダ・ファミリア(聖家族教会)
サグラダファミリア教会
あまりにも有名でどこから手をつけよう。

カタルーニャという国があった

バルセロナがあるカタルーニャ州はスペイン北東部
緯度は青森くらいにあるが地中海に面した温暖な気候

 

カタルーニャは元々ひとつの国
民主主義の発達した立派な国家だった

 

民族はカタラン人
話している言葉はカタラン語
南フランス一体で話されているオック語(オクシデンタル語圏)の仲間
「ありがとう」はスペイン語の「グラシアス」では無く「メルセイ」

「出口」は「サリーダ」では無く「ソルティーダ」
フランス語に近い

 

入江の港があって古くから戦略的にも重要な場所
王様の結婚や戦争で中央のカスティーリャ王国に併合され
独立のチャンスは2度あったが今もスペインのひとつの州だ。

 

歴史ある誇り高い民族がフランコ独裁政権時代弾圧されて来た。
今も独立問題が度々ニュースになり彼らは自分たちの国旗を持つ。

 

ところで日本の皆さんスペイン人は働かないと思っていませんか?

 

しかしカタラン人は良く働くんです。
お金儲け大好きな商魂逞しい民族でケチで有名。

 

多くの若い企業も沢山あって活気あふれる地域です。

 

19世紀産業革命の中いち早く機械化を取り入れ
スペインで最初の鉄道もバルセロナからマタロ間

 

芸術が花開くのには後ろに経済の発展が必要で
イタリアのルネッサンスをメディチ家が支えたように
カタルーニャも多くの実業家達が登場し
財をなした豊かな人々がアーティストのパトロンとなった。

バルセロナオリンピックまではあまり知られていなかった

特に注文が建築だったこともあり外国へ出ることが不可能だった。
フランコ独裁政権時代は紹介されることも無くあまり知られていなかった。

 

1992年のバルセロナ・オリンピックでほとんど初めて世界に紹介され脚光を浴びた。
ガウディを語るのにエウセビオ・グエルは外せない。
青年実業家だったグエルがまだ若かったガウディを見つけ
そのパトロンとなり多くの建築や家具、内装を依頼した。
ガウディの作品にグエルの名前が付くものが多いのはそのせい。

 

サグラダファミリア教会
その傍らサグラダ・ファミリアの建築に没頭して行く。

1882年からガウディの手に

1882年明治15年最初の建築家と教会側の意見が対立し
まだ若かったガウディが引き継ぐことに。
構想を一気に変えてあの不思議な建物を作り始めた
未来の技術が必ず完成させると信じて

 

テクノロジーの核はこの部屋
3Dプリンターで模型を作っていく。
サグラダファミリア教会中枢
晩年は着るものも構わず浮浪者に間違えられる事も有ったようだが
投げられたコインも有難く頂戴して教会建築に使ったと言われる。

中に入ると森の中のイメージ。

柱は樹木で天井は森の木々の葉っぱ
天から注ぐ太陽は木漏れ日のよう。

あと6年で完成?

以前は資金が無く後300年かかると言っていましたが今では2027年完成予定
凄いスピードで建築が進んでいます。

 

入場料も随分上がって15ユーロ
エレベーターも別料金。

 

後10年。
完成の頃ここはまだスペインなのでしょうか?

光が差してステンドグラスが輝き始めると頭の中で色が音楽に変換されていく。

ステンドグラス

 



行き方時間等

行き方 地下鉄2号線・5号線 Sagrada Familia

時間 9時から20時

不定休 ミサなど宗教行事は閉まる

切符 インターネット予約する方がいい。大変混んでいます。当日券もありますが並ぶ。又は売り切れも。一緒に塔に上る切符も予約するといいです。

 

 

 

マニュアル「スペイン人の取り扱い方」スペイン人について理解を深めるために。

スペイン人

よくイギリス人が2人いたら2つの政党ができると言われるが
スペイン人が2人いたら絶対に3つ出来る

反骨精神旺盛で幼少の頃にみんなで同じ動きをさせないので                 何だかてんでバラバラ、動きだけじゃ無くて考え方も。子供の時にみんな一緒にお遊戯とか運動会の整列行進とかは無い。

でも仲間意識はとっても強くて信頼をいったん手に入れたらとても大切にしてくれる。乳児から保育園に入るからなのか仲間といるのが大好き。横の繋がりは大切にする人達です。

大切すぎて縁故主義とか身内主義が横行しています。

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1: 挨拶は何処でもマスト絶対。

スーパーやコンビニで日本であいさつなんてしないと思いますが

まずは挨拶は常識です。「オラー」でいいので。スーパーやバル、美術館やタクシーとにかく人にあったら挨拶をしましょう。エレベーターで乗り合わせた人にも挨拶をします。お店で
店員さんに声かける時も「ディスクルペ」とか「ペルドン」など丁寧に話しかけましょう。

レストランなどでウェイターさん忙しそう〜〜〜だけど追加何か頼みたい時の魔法の言葉は
「クアンド・プエダ・ポルファ」「出来る時にでいいので、お願い」と声をかけると割とすぐ「ディメ・ディメ」「なに、なに」って来てくれますよ。
先ずは何処にいっても誰と会っても挨拶をしましょう。あ、にっこり笑ってね。

挨拶をしないと横柄だと思われるんですね。日本だと無言で何でもできますがヨーロッパでは知らない人にも挨拶をかわします。意外と楽しい出会いになったり気持ちが通じたような気がして幸せな気分になれますよ。一番簡単な挨拶オラ―を覚えておきましょう。

 

2: 絶対的に持っているのが人間は皆平等意識。

神の前には皆一緒。なので必ず嫌われるのが上から目線。無礼な態度がとっても嫌がられます。お金払っている人ともらっている人も同等。お客様とバルのおじさんも対等です。政治家と私も、社長と貴方も。親切にした人と、してもらった人も同格「ありがとうございました〜ー」と深々と頭をさげるとびっくりされるし席を譲っても軽く「グラシアス」時には無言。
「やってあげたのにけしからん、お礼も無い」なんて誰も思わない。当たり前のことを普通にしただけだから日本の感覚だと礼を言え〜「無礼じゃ〜謝れ〜〜」となるかと思いますが。
文化の違いとご理解下さい。

 

3 :相手の気持ちを探る習慣が無いので察し無くていいし察してくれなくても怒らない。

慣れるまで戸惑うかもしれませんがこの辺がストレートで直球でわかりやすく楽なところ。日本人の優しいところで相手の事を先に考えて「こんなこと言ったらこう思うだろう」とか「こんな事したらこういう風に思われる」とか考えない。日本人のこれは特殊能力なんだと思っています。スペイン人はそんな能力は持っていないのでだた喜ばせたいとか親切にしたいとかはありますが。なにげに遠慮したり察してくれるところもあるんです。基本わからないことは主張したり話し合ったりして解決です。

4、待つことに慣れましょう

相手が何かやっている時に強引に何か言うと大抵無視。
日本でも嫌がられると思いますがこれは間違いの元。
少し待ちましょう。
又は無視じゃなくて聞こえていない事も
耳が遠いのとスペイン人は話し声が大きいから小さい声は聞こえないように
脳がプログラムされているんじゃないかなあ。
みんな集中力が凄いので何かやっている時に別のこと言われるのダメなんです。




5:とにかく会話力が必要(テーマは何でも大丈夫)

みんな何処いってもよく喋ってる
日本じゃ黙って行動する方が美徳ですが
こちらは話しをして理解し何かを作っていく文化。
子供の時から自分の意見を持つように育てられる。
政治家が国会で用意された紙を読んでるなんて見たことない。
とにかく口は達者で小さな子供でもしっかり意見を持っている。
無駄に話しているようですがそこには重要なコムニケーション。

 

今日の会話が明日のトラブルの解決になる事ってあるんです。
本当にそれで何度も窮地脱出ありました。

6、大きな声で目を見て話そう

スペイン人の声は大きい。何人かいると相手より大きな声で話そうとするからもっと声は大きくなる。あまり小さな声では聞こえないのか無視されるのが落ち。後はしっかり目を見て話しましょう。日本ではあまり相手の目を見ないほうが良いようなケースがありますがバルでビールを注文するときさえもしっかり相手を見つめましょう。

(火傷に注意)

怒らせたらすごい罵声を浴びます
どこにこんなにボキャブラリーがあるんだというくらい相手を罵る言葉が泉の様に怒りに任せて溢れ出るので、スイッチ押さない様。あ特に、セニョーラね。女性。

 

簡単なスペイン語を使ってみましょう

簡単なスペイン語ができるだけでスペイン人との距離は縮まります。うまく話せなくても挨拶や簡単な飲み物の名前が言えるだけで対応は絶対に違う。簡単なスペイン語が話せる記事もありますので時間があるときに見てください。

すぐに使えるスペイン語1<キーワード>

バルで使えるスペイン語

スペインの食事は1日5回、バルは生活の中心。メニューの見方も解説。スペイン人てこんな人達です。

スペインでは食事を一日に5回いただきます。そしてバルは毎日の生活の中心なのです。いろんな国によって習慣に様々な違いがあり旅をすると戸惑う事も多いですがスペインの大きな違いは食事の時間。昼食は14時以降で夕食は20時以降。スペイン人と夕食の約束をすると夜の21時や22時という事も度々です。そして食事はなんと1日5回あるのです。朝食は通常2回やってきます。お昼が正餐で山盛りの食事で本来家族そろってテーブルを囲みました。19時頃におやつの時間がやって来て夕食は21時~22時頃に簡単に。これが一般的なスペインの食事の仕方です。

 

 朝食は2回


<1度目の朝食>

スペイン人最初の朝食は朝起きて家でコーヒーと小さなガジェータというビスケットのみ。卵焼き焼いたり絶対しません。トマトやレタスや野菜なんて絶対食べない。とっても簡単な朝食で家を出ます。

<2度目の朝食>

そして11時前後2回目の朝食の時間がやってくる。労働者は朝15分間の休憩時間がある。この休憩時間は労働者の義務なんです。これが2度目の朝食。この朝食も卵やソーセージ食べる人はいない。

この時間に街のバルに行くと大変な喧騒の中、朝食を食べているスペイン人達。休憩時間に休憩なんてしないでみんな大声でお喋りです。市役所や銀行や色んな会社のオフィスからみんな交代でバルにやってくる。座ってゆっくりなんて人はあまりいなくてカウンターで立ったまま、無茶混んでいても何とかカウンターにたどり着く。15分の休憩だから少し待てば場所はできるのです。

<マドリードのバルで朝食の時間>

バルの中
筆者撮影

 

町中のバルが活気付きカウンターで老いも若きもコーヒーにチュロスや菓子パン常連さんは毎朝同じもの頼むのでバルの主人は覚えていて「いつもの?」なんて聞きながらテキパキと次から次からお客さん達をさばいていく。

この手際のいい事と言ったら芸術です。あっという間にカフェを1個づつエスプレッソマシンで作って出していく。向こうでは「お金取って〜」「クアント?」「カフェ・コン・レーチェだけどミルクは温めね」「カフェ・ソロだけどカフェインないのでね」注文が細いのも大変だ。15分しかないので時間がかかっては致命傷。

お客さんも一気に頼んで仲間とおしゃべりしてあっという間に居なくなる。まるで嵐、いや台風。

何処のどなたですか?スペイン人は一度に2つの事しないって言ってたの。バルの主人は別の生き物でこの短い朝食時間に全力で戦う戦士だ。

朝食をdesayuno デサユノと言います。「ayuno」断食 それに「des〜否定形」が付いて朝食。断食の終わり。英語でもbreakfast 「fast」が断食それをbreak するわけで夕食からの長いファスティング終わって最初の食事。

<朝食の看板>

バル朝食の看板
筆者撮影

朝食のメニューの見方

朝食例

上の看板はマドリードのあるバルの朝食の看板です。どのバルでも大体似たような感じ。コーヒー又は何か暖かい飲み物とパン、それにオレンジジュース(絞たて)をつけると割り増し料金。

Café o infusión
コーヒーかお茶系

Bolleria churros o tostado

菓子パン類、チュロス、トースト

mini zumo de naranja

ミニ・オレンジ・ジュース

<コーヒーはミルクの量で名前が違う>

朝はミルクたっぷりのカフェオレが普通 =カフェ・コン・レーチェ

コーヒーたっぷりミルク少なめだと= カフェ・マンチャード

ミルクたっぷりコーヒー少なめ =レーチェ・マンチャード

エスプレッソに少しミルク だと= カフェ・コルタード
エスプレッソ は= カフェ・ソロ

スペイン人は更に細かく注文。こういう事には絶対エネルギーを惜しまない主義。

ミルク入れる時に「¿ como quieres leche?」「ミルクはどんながいいの?」と聞聞いてくれるかもしれません。熱いミルクと温めのミルクが入った入れ物持ってきてくれて好みの熱さに調整してもらう。「カリエンテ」「熱いの」とか「テンプラーダ」「温め」とか。スペイン人はあまり熱いのが飲めない人が多く少しぬるめ「テンプラーダ」にする人多し。

<お茶類>

コーヒーが飲めない人はお茶類も有ります。

紅茶 ストレート= テ・ソロ
ミルクティー= テ・コン・レーチェ
カモミルティー =マンサニージャ
菩提樹ティー= ティラ

<菓子パン、チュロス、トースト>

Bollerías. は菓子パン類 やクロワッサン等、tostada はトースト
四角いパンもだけどクロワッサンを焼いてもらったりパン・コン・トマテ等も一般的です。

大体どこでも2〜3ユーロで朝食メニューやってます。ホテルの朝食付けないでバルで楽しむのも良いですね。

朝食は通常12時までやっています。

食事の中心は昼食


1日の食事で一番の大きな食事は昼食です。14時30頃から始まるので随分日本より遅い。昼食のレストランが開くのは早くて13時頃から。大抵のレストランにお昼の定食が有るのでお得に飲み物とデザートが付いて値段が設定されている。

定食はスペイン語でmenu del dia メニュー・デル・ディア。バルやレストランの入り口に看板が出ていたりメニューが貼ってあったりします。

<定食の品書き>

定食のメニュー
筆者撮影

primero  プリメロ 前菜から一品

segundo  セグンド 2枚目のお皿から一品

bebida   ベビーダ 飲み物(ワイン、ビール、水、コカ・コーラやジュース類)ワイン頼むと一本置いて行ってくれるところも結構ありますよ。あまりいいワインじゃないですが。安物のワインを定食屋で食べるときはガセオサという少し甘い炭酸水で割って飲みます。ビノ・コン・ガセオサと言って少し飲みやすくなる。

postore o cafe ポストレ デザート又はコーヒー

ランチ激戦区はマドリード中心部でも11ユーロ位から定食があります。一皿と飲み物で7ユーロ等お店によって色々。人がいっぱい入っているところは安くておいしいのは間違いなし。

午後のおやつの時間


午後19時頃なるとまた街のバルは混み始める。又しても立ったままおしゃべりしながらおつまみとビールのセニョールや、テーブル席でケーキを食べながらおしゃべりするセニョーラたち等で活気に満ちてくる。

バルのタパス

夕食は21時とか22時


夕食は基本軽く家で食べるときはハムとチーズとか玉子焼きとか簡単な事が多い。しっかり料理する家庭は少なく外に出るならバルでビールとおつまみで済ませる事も。この頃にまた街のバルは人であふれかえる事に。

スペイン、バル

 

レストランで食事となるとこの遅い時間でも真剣に食事に取り組むことになるので終わると23時。食前酒から始め、前菜・メイン・デザートでワインもしっかり頼んで食後酒までいただくと2時間はかかりますので覚悟が必要。

アサドールドノスティのお肉

 

 

まとめ


1日5回の食事ですが通常はランチにしっかり食べて遅い夕食は軽いので生活のリズムとしては健康にいいかもですね。忘れていけないのは昼食は14時以降夕食は20時以降です。旅行中の方はバルを最大限に利用すれば早めに軽い夕食で済ませたり朝食を遅めにしたりでメリハリをつけられますね。スペイン人の一日はバルに始まりバルに終わる。朝食から夜のお酒までバルは生活に欠かせないものです。スペインに行ったら絶対バルを利用しましょうただ、食べすぎ注意ですね。

 

サンティアゴ様(聖ヤコブ)個人情報。スペインの守護聖人サンティアゴ様とはいったい何者か。

ヘブライ語で本名ヤーコブ、人種 ユダヤ人、職業 漁師、出身地 ガリラヤにあるベツサイダ、父親 の名前 ゼベダイ、兄弟の名前 ヨハネ。

キリストの十二弟子の1人で一番最初の頃の弟子。雷の子と呼ばれたほど気性が激しかった。スペインに来たかどうかは実は定かではない。

 

サンチアゴ(聖ヤコブ)

巡礼姿のサンチアゴ様

santiago pelegrino
筆者撮影

 

「ゼベダイの子ヤコブ」と呼ばれ「アルファイの子ヤコブ」(小ヤコブ)と区別される。旧約聖書にもよく出てくる名前ヤコブがスペイン語化するとティアゴ。聖人の「サン」が付いて「サン・ティアゴ」が「サンティアゴ」又は「サンチャゴ」になる。英語で「サン・ジャイムス」フランス語で「サン・ジャック」

 

象徴物はホタテの貝殻

 

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キリスト教の聖人達には象徴物というのがある。サンチアゴの象徴物はホタテの貝殻。海に打ち上げられたからとかレコンキスタの時にある騎士の体がホタテの貝殻で覆われたとか諸説色々有りますが共通した何かは不明で諸説様々な事が言われている。ホタテは巡礼者の手形として使われた。そしてお皿にもなったしスプーンにもなったので便利なグッズだった。

フランスでレストランに行くとメニューに「サン・ジャック」とあったらホタテ貝です。

 

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キリストに最初について行った一人

 

新約聖書に書かれているように「私について来なさい。あなたを人間を釣る漁師にしてあげよう」イエス・キリストにそう言われてすぐに漁師の仕事を辞めてついて行ったのがサンチアゴ。弟のヨハネと2人で漁の網も置いて、一緒にいた父親さえ置いて付いて行った。

 

新約聖書の中にペテロとヨハネとサンチアゴは3人で良くキリストの側で奇跡を見ているがペテロやパウロ程聖書に登場しないので実は詳細が不明です。2000年前の事なので書かれたものが残っていません。

兄弟のヨハネはキリストに最も愛された弟子で良く絵画では一番若く美青年に描かれます。3人とも気性が荒かったと書かれています。

スペインで布教活動

実は歴史的にはサンティアゴがイベリア半島に来たかどうかは定かでは無い。

ただそれは長い間伝説として人々の間で伝わっていた。イベリア半島で得た弟子は7人。長らく居たのにたったの7人です。あまりに誰もついてきてくれないので「神様・マリア様・イエス様 なんで?」人知れずかなり悩んでいた時期もあったらしい。マリア様が空から降りてきて「このジャスパーの柱の上に教会を建てなさい」と言ったのが今のサラゴサという町でその柱の上に作ったのがサラゴサのピラール大聖堂。ピラールはスペイン語で柱の事。今もサラゴサのピラール大聖堂へ行くとその時の柱が信仰の対象になっている。スペイン人の女性の名前に良くピラールという人がいるけどこれはマリア・ピラール。柱のマリア様という意味です。ちなみにこの奇跡はマリア様の多々在るご出現奇跡中唯一「聖母ご存命中」の奇跡です。(他のはみんな亡くなってからずっと後の奇跡)

エルサレムで首を切られて殉教

イベリア半島での布教があまりうまくいかないのでエルサレムに戻ったがヘロデ・アグリッパにより紀元44年に惨殺された。サンチアゴ(聖ヤコブ)の弟子がこのご遺体をなんとか守ろうと石の船に乗せ、行き先は神の思し召しのままと船を出し、そして風に流され流されガリシアに着いたと言われている。ついたのがパドロンという町で今もその時の船が横付された石が祀られているサンチアゴ教会がある。

<パドロンのサンチアゴ教会にある彫刻>

santiago
筆者撮影

 

遺体の発見

時は経ち起源後813年、星が綺麗に瞬いていた夜だった。星を追っかけた羊飼いが星の真下に洞窟を発見し、その中に首のない遺体を見つけた。字が読めない羊飼い達は地元の司教様に相談した。するとその石棺に聖ヤコブと書いてあった。これは大変だーーーと慌てて遺体を埋葬してお祈りをして教会を作った。それが今のサンチアゴ・デ・コンポステーラにある大聖堂の始まり。

<サンチアゴ・デ・コンポステーラの聖ヤコブの墓>

tumba santiago
筆者撮影

当時の歴史的背景

スペインにシリアからのイスラム教徒がやってきてビシゴート王国は崩壊し半島全体がイスラム化していた。ビシゴート王国は崩壊し貴族達はすでに持てるだけの財宝を持って北のほうの山の中で戦っていた。

今のフランスではゲルマン民族の大移動の後のフランク王国の時代、北上して来たイスラム教徒を732年ツールポワチエの戦いで破った。その後カール大帝が戴冠しキリスト教を保護しローマ帝国を再び復活させようとしていた時代だった。

 

そんな時に聖ヤコブの遺体がスペインで発見されサンチアゴ様のご加護のもと異教徒と戦って「あなたが死んでしまっても魂は間違えなく天国へ行けます。」となったのは偶然ではない。

 

当時の人々が人生で最も恐れていたのは神と死だった。人は必ず死ぬ、死んだ後に神により最後の審判が行われ日々の行いで天国か地獄へ振り分けられる。その最後の審判に人々は怯えていた。教会は「悔い改めよ」と人々に説教をし人々は罪を償うために人々は巡礼をし始めた。巡礼をすればすべての罪が許されるのだから。

<サンチアゴの道にある教会の彫刻、最後の審判>

camino de santiago
筆者撮影

その道が次第に踏み固められ整備され今の「サンティアゴの道」になった。巡礼者の為に警備団が作られ宿泊所が出来ガイドブックまで作られた。王達によって病院や救護施設が整備され巡礼者たちを守った。少人数で歩くと危険なので警備団や僧侶や音楽隊や金貸しや道化師や娼婦まで一緒にグループを組んで歩いた。それが今のサンチアゴの道の始まり。日本のお伊勢参りの様に人々はフランスやドイツなどからこぞってサンチアゴ参りをするようになった。

 

<サンチアゴの巡礼街道を歩く巡礼者>

camino de santiago
筆者撮影

サンティアゴ様には三つの姿

サンティアゴ様は3つの姿がある。12使徒のサンチアゴ、モーロ人殺しのサンチアゴ、巡礼姿のサンチアゴと教会の祭壇等に作られるときはこれらの姿で現される。

<12使徒のサンティアゴ>

santiago
筆者撮影

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<マタモーロ・サンティアゴ(モーロ人殺し)>

<巡礼姿のサンティアゴ>

santiago
筆者撮影

スペイン全体の守護聖人がサンチアゴです。

サンチャゴの道をサリアからサンチアゴ・デ・コンポステーラまで115キロ歩く人の為の色々まとめてみた

聖年

7月25日がサンティアゴの日 その日が日曜日になる年を聖年と呼び聖年に巡礼をすると多くの免罪がある。聖年にだけ開けられる扉があってそこから大聖堂に入ると多くの罪が許される。聖年は11年、6年、5年、6年ごと。前回が2010年 次の聖年は2021年。

2016年は慈しみの特別聖年(フランシスコローマ法王の宣言)で免罪の門が開けられました。